2019年1月2日午前9時から36時間にわたり、20局のハムと新年の挨拶を交わして参加ステッカーをもらう恒例のイベント「2019(第72回)QSOパーティ」が開催され、今年も期間中は多くの交信で賑わった。その参加局の「ログ提出局一覧」が、3月8日(金)に一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)から発表された。「日ごろのアクティビティーが低くても、正月のQSOパーティだけは欠かさず参加する」というハムも少なくないだろう。音信不通だったあの局のコールサインが発表されたリストで見つかるかもしれない。ぜひこの機会にチェックしてみては?
日ごろはアクティビティーの低いハムも、正月だけは積極的にお空に登場し、1年の始まりに挨拶を交すケースがたくさん見られる「QSOパーティ」。JARLが主催するコンテストの中でも、とくに参加局数がずば抜けて多く人気の高さがうかがえる。
今年開催した「2019(第72回)QSOパーティ」の 「アマチュア局(交信)部門」と「SWL(受信)部門」におけるログ提出局は、海外からの参加局も含めて総数 7,346局。そのコールサインがJARLから発表された。
ちなみに「2018(第71回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,432局、「2017(第70回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,471局、「2016(第69回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,609局、「2015(第68回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,521局、「2014(第67回)QSOパーティ」のログ提出局数は7,701局だった。
昔アクティブだったけど最近すっかり聞かなくなった局、お世話になった&よく遊んだローカル局など、懐かしいコールサインを見つけることができるかもしれない(「コールサインの再割り当てで、実は別人」という可能性もあるが…)。一方、意外な局のコールサインが載っていなかったりと、ログの見方はいろいろ。
QSOパーティに参加してログ提出をしたハムは、まずは自局のコールサインを確認してみよう。
●2019(第72回)QSOパーティ ログ提出局数
・アマチュア局部門:
1エリア(関東管内)2,623局(2,662局)
2エリア(東海管内)833局(846局)
3エリア(近畿管内)980局(1,011局)
4エリア(中国管内)432局(437局)
5エリア(四国管内)202局(205局)
6エリア(九州管内)464局(467局)
7エリア(東北管内)582局(565局)
8エリア(北海道管内)443局(456局)
9エリア(北陸管内)146局(141局)
0エリア(信越管内)401局(415局)
DX(海外)4局(2局)
・SWL部門:236局(225局)
合計:7,346局(7,471局)
※カッコ内の数字は昨年の「2018(第71回)QSOパーティ」提出局数
●関連リンク:2019(第72回)QSOパーティ ログ提出局一覧(JARL Web)
●いったん広告です: