2020年1月27日(月)、鹿児島県の種子島宇宙センター(鹿児島県熊毛郡南種子町)から情報収集衛星光学7号機を載せたH-IIAロケット41号機の打ち上げられるのに伴い、九州総合通信局は電波監視体制の強化を図るため、1月25日(土)から打上げ日まで、情報収集衛星打上げに伴う「重要無線通信妨害対策実施本部」を設置することを公表した。
【現地中継】H-2Aロケット41号機 情報収集衛星 光学7号機 再打上げ / H-2A Rocket F41 IGS
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【追記:H-IIAロケット41号機の打上げについて】2020年2月6日(木)
H-IIAロケット41号機(H-IIA・F41)による情報収集衛星光学7号機(※1)について、機体空調用の地上設備配管の損傷発生により、2020年1月28日の打上げを見合わせておりました。
調査の結果、当該配管の腐食が原因であることを確認し、本日までに当該損傷部の修理および地上設備の再点検と対策処置を完了いたしました。
上記の処置結果を踏まえ、H-IIA・F41の打上げ日について下記のとおりお知らせいたします。
(※1)内閣衛星情報センターが行う打上げを、契約に基づき三菱重工業株式会社が執行する。
打上げ予定日:2020年2月9日(日)
打上げ予定時間帯:10時34分~10時39分(日本標準時)
打上げ予備期間:2020年2月10日(月)~2020年2月29日(土)
打上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
【追記:H-IIAロケット41号機による情報収集衛星光学7号機の打上げ中止について】2020年1月28日(火)
種子島宇宙センターから情報収集衛星光学7号機を搭載したH-IIAロケット41号機(H-IIA・F41)の打上げを2020年1月28日に予定しておりましたが、機体空調用の地上設備配管からの漏洩により、空調に必要な窒素ガスを供給できないことが判明したため、本日の打上げを中止することとなりました。
なお、新たな打上げ日については、決定し次第お知らせいたします。
・H-IIAロケット41号機による情報収集衛星光学7号機の打上げ中止について(三菱重工)
【追記:H-IIAロケット41号機による情報収集衛星光学7号機の打上げ延期について】2020年1月25日(土)
三菱重工業株式会社は、種子島宇宙センターから情報収集衛星光学7号機を搭載したH-IIAロケット41号機(H-IIA・F41)の打上げを2020年1月27日に予定しておりましたが、打上げ当日の天候悪化が予想されるため、下記のとおり打上げを延期いたします。
打上げ日:2020年1月28日(火)
打上げ時間帯:10時34分~10時39分(日本標準時)
打上げ予備期間:2020年1月29日(水)~2020年2月29日(土)
・H-IIAロケット41号機による情報収集衛星光学7号機の打上げ延期について(三菱重工)
三菱重工業株式会社の発表によると、2020年1月27日(月)に独立行政法人宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センターから、H-IIAロケット41号機に搭載した情報収集衛星光学7号機が日本時間の10時00分から12時00分までに打ち上げられる。
現在、情報収集衛星はすでに7機が運用されており、今後、10機(光学衛星4機、レーダ衛星4機、データ中継衛星2機)まで増やしていく計画で、将来的には地球全体を網羅して1日に数回にわたり地上の撮影が行えるように整備するとしている。
打上げ予定日:2020年1月27日(月)
打上げ予定時間帯:10時00分~12時00分(日本標準時)
打上げ予備期間:2020年1月28日(火)~2月29日(土)
打上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
九州総合通信局は、情報収集衛星打上げに関連した重要無線通信に対する混信、妨害などの事案の発生に迅速に対応し、同衛星打上げに支障がないようにするため、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センター(鹿児島県熊毛郡南種子町)周辺における電波監視体制の強化を図ることを目的とした情報収集衛星打上げに伴う「重要無線通信妨害対策実施本部」を、1月25日(土)から打ち上げ日まで設置する。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・九州総合通信局 情報収集衛星打上げに伴う電波監視体制の強化-重要無線通信妨害対策実施本部を設置-
・H-IIAロケット41号機の打上げについて(三菱重工)
・情報収集衛星(ウィキペディア)
・H-IIAロケット(ウィキペディア)
・宇宙航空研究開発機構(ウィキペディア)
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