一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2020年3月31日、年4回刊行している機関誌「JARL NEWS」の電子ブック版「電子版JARL NEWS」2020年春号の公開を開始した。カラーページでは「特集:短波帯と宇宙電波を監視する総務省関東総合通信局『三浦電波監視センター』」と題して、日本で唯一、短波帯の電波監視を専門で行っている施設にJG1KTC 髙尾義則JARL会長とともに訪問し、その様子をリポート。また「対談:動きはじめています! JARL広報大使の活動紹介」や、各地で開催されたアマチュア無線イベントのリポート、身近な素材で作るオリジナル工作教材コレクション「形状記憶合金を使ってウィンカーを作ろう!」など盛りだくさんな内容になっている。
なお、既報(2020年3月26日記事)のとおり、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念して、今春から予定されていた特別コールサインによるPR局と記念局の開設・運用の見合わせや、五輪公認プログラム「東京2020JARL記念QSOパーティ」と「東京2020JARL記念アワード」の延期が決定。JARL NEWSの印刷はすでに完了していたことから、開催を前提とした規約などが「JARL NEWS」2020年春号の誌面に載っているので注意してほしい。
「電子版JARL NEWS」は2014年7月1日から公開が開始された。当初は誰でも自由に閲覧できる状態になっており、掲載されている会員の個人情報保護の観点から問題視する声もあったが、その後は会員専用ページに閲覧用のユーザー名とパスワード(スマートフォン版の場合はブックID)を掲示することで、会員のみが閲覧できる措置が取られている。
「電子版JARL NEWS」はパソコン上にダウンロード保存ができず、インターネットに接続されたパソコン(またはスマートフォンアプリ経由)で閲覧する必要がある。
↓スマートフォン版の閲覧手順はコチラで解説!
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