アイコム株式会社は2020年7月17日、HF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」の新ファームウェア「Version 1.09」を同社サイト上で公開した。新製品である同機種のファームアップはこれが初で、「RS-BA1 Version2に対応」「オープニング画像に対応」「GPS表示/電池残量表示のタッチ操作に対応」「SWRプロット測定でKEYジャックからの送信に対応」「オーディオスコープ表示波形の精度を改善」「WLAN経由でのオーディオの音質を改善」「その他軽微な修正」の7項目と発表されている。なお同日、コントロールソフトウェア「RS-BA1 Version2」もIC-705に対応した新バージョン(Version 2.20)が公開された。
今回発表されたIC-705の新ファームウェアの内容は次のとおり。なお2020年6月19日に工場から初出荷されたIC-705に導入されているファームウェアは「Version1.08」となっている。
●IC-705の新ファームウェア(Version 1.09)
Version 1.08からの変更点:
・RS-BA1 Version2に対応
・オープニング画像に対応
・GPS表示/電池残量表示のタッチ操作に対応
・SWRプロット測定で [KEY] ジャックからの送信に対応
・オーディオスコープ表示波形の精度を改善
・WLAN経由でのオーディオの音質を改善
・その他軽微な修正
IC-705のファームアップは、microSDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU: 1.09
Sub CPU: 1.01
DSP Program: 1.07
DSP Data: 1.00
FPGA: 1.01
DV DSP: 1.02
GPS: 13196
Bluetooth: 1.12
WLAN: 2.0.0.0_2.2.0.6_3.11.1.0
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-705(アイコム)
・コントロールソフトウェアダウンロード・RS-BA1 Version2(アイコム)
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