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<今秋まで文化放送アナウンサーとして活躍>フリーアナウンサーの長 麻未さん「もうすぐ“JN6GII”でアマチュア無線にカムバックします!」

東京の民放ラジオ局「文化放送」(JOQR、AM1134kHz / FM91.6MHz)の契約アナウンサーとして2020年9月末まで活躍していた福岡県出身のフリーアナウンサー、長 麻未(ちょう あさみ)さん。実は小学3年生のときにJA6のコールサインを持つ父親の影響で第4級アマチュア無線技士の資格を取得し、「JN6GII」のコールサインでハムを楽しんでいたという。長さんは今年9月、自身のTwitterで「アマチュア無線の再開局を考え中」とつぶやいたことをきっかけに、多くのハム仲間のサポートを得ながらカムバックの道を歩み始めた。11月19日発売の雑誌「CQ ham radio」2020年12月号には、長さんが表紙に登場するほか、カラーページに特別インタビューが掲載される。

 

 

こちらの記事も参考に↓
<YouTubeに開設した公式チャンネルで>「CQ ham radio」編集部、長 麻未アナウンサー(JN6GII)のメッセージ動画を公開

 

 

CQ ham radio編集部でインタビューを受けるフリーアナウンサーの長 麻未さん(CQ ham radio編集部提供写真)

 

 

 長 麻未さんは1982年生まれ。福岡県高田町(現・みやま市)でアマチュア無線資格を持つ父母のもとで育ち、自身も小学校3年の春休みに4アマの免許を取得。JN6GIIのコールサインで開局後は、家族での外出時などにハンディ機を持ち歩いて連絡に使っていたという。

 

 大学卒業後は「KBCラジオのラジオカー(ひまわり号)のリポーター」→「小学校教員」→「RKBラジオのラジオカー(スナッピー)のリポーター」→「NHK千葉放送局のキャスター」→「NHK山口放送局のキャスター」→「NHK福岡放送局のキャスター」と経験を重ね、2017年に文化放送の契約アナウンサーになった。

 

 

文化放送在職中の2018年、三才ブックスの月刊誌「ラジオライフ」が長アナウンサーにインタビュー。ここで両親がアマチュア無線家で、自身も当時JN6GIIのコールサインを取得したことが語られた(月刊「ラジオライフ」2018年9月号より一部抜粋)

 

 同局では「文化放送ライオンズナイター」をはじめ、「The News Masters TOKYO」「岩本勉のまいどスポーツ」「大畑大介 独走トライ」「村上信五くんと経済クン」「竹中功のアロハな気分」など、スポーツやニュース、経済といったさまざまなジャンルの番組を担当。その美声と旺盛な好奇心にファンも多かったが、今年9月末で3年間の契約期間が満了し文化放送を退社、フリーアナウンサーとしての道を歩み始めた。

 

 長さんは退社が近づいた今年9月頃からアマチュア無線の再開を考えるようになった。9月4日には自身のTwitterアカウントで、昔取得した4アマの無線従事者免許証を披露(2,000件を超える「いいね」、450件を超えるリツイートがあった)。さらに9月25日には「旧コールサインを復活させ、開局申請をしようかなと考え中。しかし、旧コールサインを証明する為に必要な以前の局免許状、実家にあったかなぁ。子どもの頃は自分の机の上の方に掲げていたけど…引き出しの中にしまっているのかなぁ」とつぶやいた。

 

長さんのTwitterアカウントより。9月4日、小学3年生の春休みに取得したという秘蔵の従免写真を公開

長さんのTwitterアカウントより。9月25日に「旧コールサインの復活を考え中」とツイート。多くのアマチュア無線家が注目した

 

 このツイートに多くのアマチュア無線家が注目。再開局に必要な手続きをアドバイスしたほか、ハムの有志やCQ出版社などがサポートに名乗りを上げた。長さんはアマチュア無線の現状のレクチャーを受け、秋葉原の無線ショップを見学したりと、再開に向けて着々と準備を始めた。

 

長さんのTwitterアカウントより。10月16日には秋葉原の無線ショップを見学

 

 そして10月24日にはついにハンディ機を入手。その後は九州総合通信局に旧コールサイン復活の再開局申請を行ったという(ご本人によると、11月13日に九州総通から「審査終了」のメールが届いたとのこと。まもなく無線局免許状が送付される見込み)。

 

長さんのTwitterアカウントより。10月24日、ついにアマチュア無線機(FT3D)を入手。父親がFT-101を使っていたので八重洲無線には親しみを感じるそうだ

 

 12月19日に発売される「CQ ham radio」2020年12月号の特集テーマは「アマチュア無線を再開しよう!」。この特集に連動する形で、長さんの特別インタビュー記事(再開局のきっかけや、アマチュア無線への思いなど)をカラー4ページで掲載。また同号の表紙にもハンディ機でワッチする長さんが登場する。さらに編集部では、YouTubeに開設した公式チャンネル「CQ ham radio」で同誌発売の11月19日から長さんからのメッセージ動画を流すことを予定している。どんな内容になるか注目したい。

 

 

「CQ ham radio」12月号の表紙に、“CQ誌をイメージした”という赤い衣装で登場。この表紙は「今でもCQ誌を愛読している」という長さんの父親へ、最高の親孝行になったかもしれない!?

 

 

 ラジオで聞いていた長さんの美しい声が、もうすぐアマチュア無線バンドで聞こえてくるはずだ。お正月のQSOパーティには間に合うだろうか。今後の活躍が楽しみだ。

 

 

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CQ ham radio 2020年12月号(11月19日発売)の内容はこちらの記事を参照↓
<特集は「アマチュア無線を再開しよう!」、別冊付録は「オリジナル・カレンダー2021」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2020年12月号を刊行

 

 

 

●関連リンク:
・Twitter 長 麻未(@asami_cho_511)
・CQ ham radio WEB MAGAZINE
・CQ ham radio公式チャンネル(YouTube)

 

 

 

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