国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）の職員らによる無線サークル「NICT電波研クラブ（JR1YPU/JO1ZRX）」は、2023年8月19日（土）と8月20日（日）に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「ハムフェア2023」において、若い世代の来場の場を提供することを目的に近隣の大学や中高校の無線クラブと合同で、団体名「電機学芸法政農工大・NICTとみんなの純粋展示場」で純粋展示を行う（ブース番号：J-09）。なお、ハムフェア2023の出展料の高騰により出展を見合わせた団体・個人の支援するためとして、出展ブースの一角にカタログコーナーを設けハムフェア来場者に向けて配布する資料を置くサービスを行う予定で「利用料は無料で、利用ご希望者は8月10日までにメールください（配布資料の受け渡し方法など相談のため）」としている
無線電話機の発明に成功した鳥潟右一工学博士（逓信省電気試験所長）が亡くなって今年で100年を迎えることを記念して「8J7WICHI」が開局
無線の父・鳥潟右一没後100周年記念事業記念局「8J7WICHI」の運用の様子（電波研クラブ X/Twitterから）
東京都小金井市に本部を置く国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）は、情報通信技術の研究開発や情報通信分野の事業支援などを総合的に行うことを目的とし、全国8か所の研究拠点のほか、日本標準時（JST）として電波時計の自動調整にも利用される長波の「標準電波（JJY）送信所」を2か所管理・運営している。
NICT職員らによる無線サークル「NICT電波研クラブ（JR1YPU/JO1ZRX）」は、これまでにNICTに関係するさまざまな記念局運用を開設し運用を行っているほか、ハムフェアに毎回出展し、会場内から記念局運用などを行ってきた。
今回は「電機学芸法政農工大・NICTとみんなの純粋展示場」の団体名のとおり、NICT電波研クラブを中心に「東京電機大学（JA1YAQ/JA1YQN/JN1YYG）」「東京電機大学中学校高等学校（JA1YQZ）」「東京学芸大学（JA1YEV）」「法政大学電気研究会」「東京農工大学工学部」がメンバーとして参加。記念局の運用や活動の紹介などを行う。
出展内容は以下のとおり。
出展各クラブの活動紹介資料の配布、無線の父・鳥潟右一博士没後100周年記念局「8J7WICHI/1」と、東京学芸大学創基150周年記念局「8J150TGU/1」の会場内向けサービス運用を行います。
団体名の「みんなの純粋展示場」は、ハムフェア2023の出展料の高騰により出展を見合わせた団体・個人の支援を目的として、出展ブースの一角にカタログコーナーを設けて、ハムフェア来場者に向けて配布する資料を置いていただくサービスを行います。利用料は無料で、利用ご希望者は8月10日までにメールください（配布資料の受け渡し方法など相談のため）。カタログスタンドに余裕がある場合に限り、開催当日の飛び込み利用も受け付ける予定です。
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＜無線の父・鳥潟右一没後100周年記念事業記念局「8J7WICHI」＞7月23日（日）に秋田県大館市で公開・体験運用とラジオ工作教室を併催
なお、「電機学芸法政農工大・NICTとみんなの純粋展示場」のブース番号「J-09」は、「【ハムフェア2023】＜企業、クラブなど170団体が参加＞事前にチェック！ JARLが『ハムフェア2023』会場内のブース配置図（小間割り）を発表」の既存記事（2022年7月13日記事）で場所の確認ができる。
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・東京電機大学 アマチュア無線部/JA1YAQ
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