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<無線の父・鳥潟右一没後100周年記念事業記念局「8J7WICHI」>7月23日(日)に秋田県大館市で公開・体験運用とラジオ工作教室を併催

情報通信研究機構電波研クラブ(電波研クラブ/JR1YPU)は、無線電話機の発明に成功した鳥潟右一工学博士(逓信省電気試験所長)が亡くなり今年で100年を迎えることを記念して、2023年4月29日から12月31日まで、無線の父・鳥潟右一没後100周年記念事業記念局「8J7WICHI」を開局・運用を行っているが、7月23日(日)に大館郷土博物館(秋田県大館市)において「8J7WICHI」の公開・体験運用を実施する。あわせて同じ日に、同博物館では「わくわくサイエンス『電波教室 ラジオをつくってみよう』」というラジオ工作教室を、小学4年生以上から中高生や一般を対象に併催する(小学生は保護者同伴、定員は先着10人で事前申し込みが必要)。

 

 

世界で初めて実用無線電話として無線に音声を乗せることに成功した「TYK無線電話機」(左)と開発者のお一人、鳥潟右一工学博士(電波研クラブ提供)

 

 

 鳥潟右一博士は1883(明治16)年に秋田県北秋田郡花岡村(現大館市)で生まれ、東京帝国大学を卒業後に逓信省電気試験所に入所し、通信工学(とくに無線通信)の研究に従事。1912(大正元)年に、横山英太郎氏、北村政治郎氏ともに、3人の頭文字から命名した「TYK無線電話機」を発明し、世界で初めて実用無線電話として無線に音声を乗せるという偉業を果たした。

 

 無線の父・鳥潟右一没後100周年記念事業記念局「8J7WICHI」の公開・体験運用は、2023年6月10日(土)と11日(日)に続くもので(2023年6月6日記事)、当日は大館郷土博物館を会場に13時30分から16時まで、第三級アマチュア無線技士以上の資格を持つハムはゲスト運用を、アマチュア無線技士の資格がない方は有資格者のサポートでアマチュア無線が体験できる。なお事前の申し込みは不要だ。

 

 主催者は「ご存じの通り秋田方面は現在梅雨末期の豪雨災害で大変な状況になっていますが、津軽に近い大館市における本イベントは、今のところ予定通りの開催を予定しています」としている。

 

 また、「わくわくサイエンス『電波教室 ラジオをつくってみよう』」というラジオ工作教室も10時から11時30分まで行われる。「私たちにとって身近な存在であるラジオは、日常生活はもちろん、災害時にも大きな力を発揮します。今回のわくわくサイエンスでは、ラジオや電波のしくみを学び、実際にラジオを組み立てます。組み立てたラジオは持って帰ることができます」と案内。定員は先着10人で参加費は無料。こちらの希望者は事前申し込みが必要となる。

 

 

 

●鳥潟右一没後100周年記念事業記念局「8J7WICHI」の公開・体験運用の概要

 

“無線の父” 鳥潟右一博士(1883-1923)の没後100周年を記念し、期間限定のアマチュア無線局(コールサイン8J7WICHI)を設置し、交信する様子を公開します。ご希望のかたは交信の体験もできます。

 

日時:7月23日(日)13時30分から16時まで
会場:大館郷土博物館(秋田県大館市字中城20番地)

 

※事前申し込みは不要です。

 

 

●関連リンク:
・鳥潟右一博士没後100周年記念 アマチュア無線局の公開体験運用をおこないます(大館郷土博物館)
・わくわくサイエンス「電波教室 ラジオをつくってみよう」(大館郷土博物館)
・JR1YPU 電波研クラブ
・電波研クラブ(Facebook)
・鳥潟右一(大館郷土博物館)
・鳥潟右一(ウィキペディア)

 

 

 

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