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<まったく交信経験のない受講者も…、小学生から成人まで7人が参加>JARL、アマチュア無線の楽しさを知ってもらう「ニューカマーセミナー」を開講

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は「アマチュア無線技士の資格を取得したものの実際に交信をしたことがない」「アマチュア無線の交信の仕方がわからない」などのアマチュア無線初心者を対象に、実際の交信を通じて、アマチュア無線の楽しさや醍醐味を知ってもらおうと「ニューカマーセミナー」を東京・大塚のJARL本部で2023年11月12日(日)に開催した。当日は小学生から成人まで7人がセミナーを受講。430MHz帯ハンディ機を使ってJA1RL中央局運用委員会メンバーと交信を行い、充実した時間を過ごした。

 

 

ニューカマーセミナーに参加した受講者と保護者、スタッフの皆さん

※パソコンでご覧の場合、小さい画像はクリックすると拡大します。
※集合写真撮影時、マスクを一時的に外していただくようにお願いしました。

 

 

 

 今回の「ニューカマーセミナー」は昨年に続くもので、JA1RL中央局運用委員会のサポートで実現したものだ。当日は事前の公募により、小学4年生から成人まで7人(保護者を含めて9人)が参加した。その中には、まったく交信経験のない受講者や、数十年ぶりのカムバックハムもいた。

 

 


JA1RL運用委員会 澤田倉吉(JG1DKJ)委員長がセミナー開会の挨拶を行った

 

 

 まず、運用委員会の澤田倉吉委員長(JG1DKJ)から「私が開局して50年経ちます。元々話すことが苦手でした。アマチュア無線の免許を取った当時は高校生で、最初はドキドキでしたけど、経験を積んでいまではアマチュア無線を始めて良かったと思っています」と挨拶があり、続いて運用委員会のメンバー紹介、受講者の自己紹介を行った。

 

 セミナーは、「アマチュア無線の楽しみ方について」「アマチュア無線の交信の仕方とマナー」という2つの講演ののちに、運用委員メンバーによるお手本の交信例(良い交信と悪い交信)を聞いて、さっそく受講者が持参した自分自身のハンディ機を使って、別室で待機するJA1RLとの交信に臨んだ(ハンディ機を持参しなかった数名は、JA1RLのハンディ機でゲスト運用を行い、運用委員メンバー個人局と交信)。

 

 

講演「アマチュア無線の楽しみ方について」、講師は新谷一徳さん(7M2GMJ)


講演「アマチュア無線の交信の仕方とマナー」、講師は黒木重弘さん(JO1LDY)

 

 

 7人の受講者全員が交信を体験。その後の質疑応答では「バンドプラン」について受講者の1人から質問があり、講師からバンドプランの周波数を守って、許可された電波型式で交信する必要があることや「レピータ」「VoIP」「衛星」の意味についてやさしい解説が行われた。

 

 


交信体験を行う前に、スタッフのサポートを受けながら交信の流れ(話す内容)を用意した用紙にメモ書き

 

 

 

緊張した面持ちで実際の交信を体験する受講者の皆さん

交信の相手局として別室から運用する「JA1RL」

 

 最後に澤田委員長から1人1人に「受講修了証」が手渡され、2時間弱のセミナーは無事終了したが、受講者の皆さんはそのあとも会場に残り、運用委員会のメンバーに質問をしたり、受講者同士で連絡先などの交換を行うなどしていた。

 

 

交信終了後に、澤田委員長から1人1人に「受講修了証」が手渡された

受講者に配られたセミナー資料


セミナー終了後、受講者やスタッフの皆さんが歓談する様子があちこちで見られた

 

 

 

●関連リンク:
・ニューカマーセミナーを開講しました(JARL Web)
・ニューカマーセミナー開講のお知らせ(JARL Web)

 

 

 

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