日本国内で許可されているのアマチュア局の免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」が2024年3月26日(火)夜に更新され、関東総合通信局管内の1エリアで、「JK1」のプリフィックスの割り当てが終了し、新たに「JL1AAY」が「令和6(2024)年3月21日付」で発給されたことが判明。再々割り当て(三巡目)の「JL1」へプリフィックス発給が始まった。すでに2024年3月23日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」では、個人局のプリフィックスが「JL1ABI」の発給まで進んでいることはわかっていたが(2024年3月23日記事)、免許発給のタイミングや「JL1」再々割り当て(三巡目)最初となるコールサインなどの詳細は不明だった。
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給を確認】2024年4月3日(水)11時30分
既報のとおり、関東総合通信局管内の1エリア個人局のプリフィックスにおいて、2024年3月26日(火)夜に更新された総務省のデータベース「無線局等情報検索」で、「JK1」のプリフィックスの割り当てから、新たに再々割り当て(三巡目)となる「JL1AAY」が「令和6(2024)年3月21日付」で発給されたことがわかったが、その時点では、「JK1」プリフィックスの最後となる「JK1XZZ」と、「JL1」プリフィックスの最初となる「JL1AAA」は未発給のままだった。
今回、データベース「無線局等情報検索」の更新により、新たに「JK1XZZ」が「令和6(2024)年3月27日付」で発給、「JL1AAA」がその前日の「令和6(2024)年3月26日付」で発給されていたことが判明。「JK1」プリフィックスが終了してから、順番に「JL1」プリフィックスが発給されていないことが改めてわかった。
なお、未だ未発給の「JK1」プリフィックスコールサインもあり、当分の間はJL1→JK1→JL1→JK1…を繰り返しながら発給されていくものと思われる。
記事下の「関連リンク」から、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林良太氏のブログ「JK1発給結果」でも詳しく紹介しているので参考にするといいだろう。
前日の2024年3月25日(月)までは、1エリア(関東管内)の関東総合通信局における免許情報は「令和6(2024)年3月19日付」の発給分までだった。この時点では、「3月19日付」で新規にコールサインが発給されたのは、「JK1XZO」「JK1XZP」「JK!XZQ」の3局で、再々割り当て(三巡目)された「JL1ABI」は確認できなかった。
2024年3月26日(火)夜に更新されたデータベースで、「JK1XZT」とともに、「JL1AAY」が「令和6(2024)年3月21日付」で発給されたことが判明。続く「JL1ABI」は「令和6(2024)年3月22日付」で発給されたことがわかった。
「JJ1」のプリフィックスが終了して、再々割り当て(三巡目)の「JK1」に移行したのが「令和2(2020)年5月8日付」の発給分からだったので(2020年5月13日記事)、約4年が経過し、このタイミングで新しいプリフィックスの割り当てが始まったことになる。
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・JK1発給結果(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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