日本時間の1月26日(日)夕方から10mバンドのSSBと17mバンドのCWで運用が始まった、南インド洋に浮かぶ孤島「アムステルダム島(仏領)」からのDXペディション、「FT5ZM」(1月27日記事)。すでに多くのJA局がQSOに成功している模様だが、30日未明にQSOが成功したかを確認できる「オンラインログ(ログサーチ)」へのデータ提供が始まった。
オンラインログは現地からのログデータをサーバーにアップし、QSOの有無をネット上で確認できるというもの。近年行われるほとんどのDXペディションは、このオンラインログサービスを行っている。「交信成立!」と思っていても、オンラインログでコールサインがヒットしないケースもある。DXerは自局のコールサインの有無を確認し一喜一憂する。実際はリアルタイムにデータがアップされるのではなく、数時間から数日のタイムラグがあるケースが多い。
また、ペディション局が運用を行っているバンドとモードを1つでも多く交信して潰していく「マス目(スロット)つぶし」もDXerの楽しみになっているようだ。ちなみにFT5ZMは現在、10mバンドSSB/CW、12mバンドSSB/CW、15mバンドSSB/CW、17mバンドSSB/CW、20mバンドSSB/CW、30mバンドCW、40mバンドSSB/CW、80mバンドCW、160mバンドCWの15に及ぶサービスを行っている模様だ。
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●関連リンク:
・INTERNATIONAL HAM RADIO EXPEDITION TO AMSTERDAM ISLAND 2014「FT5ZM」
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