アイコム株式会社は3月25日、人気を呼んでいる351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)の新製品として、車載タイプの「IC-DPR100」を発表した。従来モデルのIC-DPR1をさらに進化させインターフェースを全面的にリニューアル。スキャン機能や緊急呼び出し機能など多彩な新機能を備え、さらにユーザビリティを強化した製品だ。希望小売価格は69,800円+税で、3月下旬から発売を開始する。
アイコムはこれまで、351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)の無線機として、ハンディ機で3モデル(IC-DPR5、IC-DPR6、IC-DPR3)と、車載機で1モデル(IC-DPR1)を発売してきた。
今回発表されたIC-DPR100は同社で2モデル目の車載機となる。IC-DPR1は薄型の本体には何も操作部がなく、大型の多機能スピーカーマイク(液晶ディスプレイ付き)を使用して各種の操作を行うタイプだったが、IC-DPR100はフロントパネルに液晶ディスプレイや操作部を移し、スマートな無線機らしいデザインとなった。
同社のプレスリリースによると、おもな特徴は下記のとおり。
●IC-DPR100の特徴
・資格・免許不要、登録手続きだけで使える車載型デジタルトランシーバー
・インターフェースを一新し、より直感的な操作を実現
・屋外や埃の舞う環境でも安心して使えるIP54の防塵・防まつ性能
・緊急呼び出し機能、スキャン機能、電波強度表示など、豊富な新機能
・スタンドマイクロホンや専用電源(オプション)に対応し、さらにスマートな運用が可能
・希望小売価格:69,800円+税
・発売予定:2014年3月下旬
なお、現時点ではサイズや重量など、詳細なスペックは公表されていない。詳しくは下記関連リンク参照。
●関連リンク:
ユーザビリティを強化した新機種 IC-DPR100を発売(アイコム プレスリリース)
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