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<強力なEスポが発生>5月15日の昼前、144MHz帯SSBで「台湾(BV)」が入感し1~6エリアの多数が交信に成功!!

5月のゴールデンウィーク明けから、Eスポ(スポラディックE層)の発生が活発になり、50MHz帯やHFハイバンドが賑やかだ。そんな中、5月15日(木)の10時20分頃から144MHz帯でもEスポが発生し、1~6エリアに台湾(BV)の局が複数入感。12時前まで多くの局が交信に成功した模様だ。

 

5月15日の台湾局入感がリポートされた、DX Scapeと144MHz帯リアルタイム情報の画面より

5月15日の台湾局入感がリポートされた、DX Scape(上)と144MHz帯リアルタイム情報(下)の画面より

 強力なEスポの発生により、144MHz帯でも1,000km前後離れた地域の局が入感することは、地域によっても異なるが年に何回かはある。しかしこれが、ロシア、中国、韓国、台湾などをはじめとする“海外局”の入感となると頻度は極めて低くなる。その「海外Eスポ」が5月15日の午前10時20分頃から発生し、1~6エリアに複数の台湾局が入感した。
 144MHz帯リアルタイム情報やDX Scapeにより、この日にJAへの入感が確認できた台湾局は以下のとおり。

 

・BV2DQ(台北) 144.135MHz
・BU2BE(台北) 144.150MHz
・BU2BO(台北) 144.150MHz
・BV4VU(台中) 144.110MHz

 

 このうち、台北のBV2DQはIC-9100(50W出力)に4エレ八木を使用しJA向けにCQを発射。同局のオンラインログによると10時22分にJA5XKVとの交信を皮切りに、11時48分までに1~6エリアの合計36局とQSOに成功。12時09分には本人が掲示板に「全日本QSO全体いただき、ありがとうございます」と日本語でメッセージを書き込んでいる。

 

台北のBV2DQが公開しているオンラインログで、この日のJA局との交信状況がわかる

台北のBV2DQが公開しているオンラインログで、この日のJA局との交信状況がわかる

 

 このほか、同じく台北のBU2BEは交信できた局としてJH3JGN、JR4FYW、JI3PJU、JA3BVD、JR2PROのコールサインを掲示板で挙げていた。今年の本格的なEsシーズンは始まったばかり。このあとも144MHz帯で海外局の入感が楽しめるかもしれない。

 

 

●関連リンク:
・144MHz帯リアルタイム情報&掲示板
・DX Scape JA-144MHz
・NICT Latest fxEs
・NICT Latest ionogram

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