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【落札価格を追記】<“1円”からのスタート! この価格なら購入可能かも!?>旧日本陸軍航空部隊の汎用受信機として使われた「地1号受信機改」がヤフオクに出品

ヤフオクに「日本軍 地1号受信機改!線輪6,7,8,9付程度良好もジャンク扱い!」というタイトルで、旧日本陸軍航空部隊の汎用受信機として使われた「地1号受信機」が出品された。そのスタート価格は“1円”! 「前オーナーがMT管とトリオの集中型IFTにして、中身を組み替えている」という説明だが、旧日本軍無線機器の市場流通は少なく、しかもスタート価格が手ごろということで、ミリタリー系マニアの間で話題になっている。

 

 

ヤフオクに出品された「日本軍 地1号受信機改!線輪6,7,8,9付程度良好もジャンク扱い!」という、旧日本軍の航空部隊地上用の汎用受信機(ヤフオク画面から)

ヤフオクに出品された「日本軍 地1号受信機改!線輪6,7,8,9付程度良好もジャンク扱い!」という、旧日本軍の航空部隊地上用の汎用受信機(ヤフオク画面から)

 

 

 今回、長野ハムセンターWEBショップがヤフオクに出品しているのが、「日本軍 地1号受信機改!線輪6,7,8,9付程度良好もジャンク扱い!」という、旧日本軍の航空部隊地上用の汎用受信機だ。コイルユニットを差し替えることで、受信できる周波数帯を変更するという構造になっている。「コイルユニット6、7、8、9の4個付きで、これだけでも貴重かも!?」と出品者のコメントがある。

 オリジナルの「地1号受信機」は、受信周波数が140~20,000kHzという仕様となる。残念ながら、「前オーナーがMT管とトリオの集中型IFTにして、中身を組み替えた商品です」との説明があるので、内部はオリジナルと大きく異なると思われる。

 とは言っても、外見から醸しだされる旧日本軍の通信機器の容姿は原型を留めているだけに、マニアにとって貴重な逸品であることに間違いない。スタート価格は1円で開始され、7月21日(月)16時現在の応札価格は19,500円(税込21,060円)となっている。果たしてどこまで価格は上がるのかも見どころだ。

 

 

【その後、7月28日に追記】
7月26日(土)21時に入札件数49、「68,000円(税込73,440円)」で落札された。

 

 

内部は大きく改造されている恐れがあるが、外見からは旧日本軍の通信機器特有の容姿を留め、マニアにはたまらない逸品であることに間違いないだろう(ヤフオク画面から)

内部は大きく改造されている恐れがあるが、外見は旧日本軍の通信機器特有の容姿を留め、マニアにはたまらない逸品であることに間違いないだろう(ヤフオク画面から)

 

コイルユニットを差し替えることで、受信できる周波数帯を変更する。今回4個ユニットが付いているという(ヤフオク画面から)

コイルユニットを差し替えることで、受信できる周波数帯を変更する。今回4個ユニットが付いているという(ヤフオク画面から)

 

 

 同時期に、同じくヤフオクで「日本軍用無線機 地1号(初期型)本体+電源+他 改造動作品」が出品されている。こちらは見た目には原形に近く、オリジナルの電源なども含まれれての出品だが、価格が“337,000円”からという、一般には高嶺の花な状態だ。いかに今回の「地1号受信機」における“1円スタート”が超破格な設定であるかわかるだろう。

 

 

同じタイミングで出品中の「日本軍用無線機 地1号(初期型)本体+電源+他 改造動作品」。こちらは価格が“337,000円”からだ。(ヤフオク画面から)

同じタイミングで出品中の「日本軍用無線機 地1号(初期型)本体+電源+他 改造動作品」。こちらは価格が“337,000円”からだ。(ヤフオク画面から)

 

 

●関連リンク:

・日本軍 地1号受信機改!線輪6,7,8,9付程度良好もジャンク扱い!(ヤフオク)

・日本軍用無線機 地1号(初期型)本体+電源+他 改造動作品(ヤフオク)

・地1号無線機(広島戦時通信技術資料館)

・陸軍「地1号無線機」-2、「地1号受信機」について(横浜旧軍無線通信資料館掲示板)

・「地1号受信機」原型(横浜旧軍無線通信資料館)

 

 

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