太陽活動の影響でニューヨークでオーロラが観測された日、30年前に殉職した消防士と遺された息子がアマチュア無線の21MHz帯で交信をするというSF映画、「オーロラの彼方へ」(原題「Frequency」2000年/米映画)が、3月24日(火)の13時35分から関東地方のテレビ東京で放映される。おりしも3月18日には太陽フレアによる強烈な“磁気嵐”が発生して短波帯の通信が混乱、北海道では11年ぶりに低緯度オーロラを観測。まさにタイムリーな放映といえそうだ。
アマチュア無線が随所に登場する2000年公開の米映画、「オーロラの彼方へ」(原題「Frequency」)は、1999年10月10日のニューヨークが舞台。太陽活動の影響でオーロラが観測されたこの日、倉庫で偶然、30年前に消防士として殉職した父親が使っていたヒースキットのアマチュア無線機を見つけたジョン(ジム・カビーゼル)が、その無線機のスイッチを入れると、30年前の世界と繋がり、まだ健在だった父親(フランク・サリバン)と交信できるようになってしまう…というSF作品だ。
この映画のアマチュア無線シーンはARRLが協力している。公開直後、特にアメリカで好評を博し、現在はNBCがテレビドラマシリーズ化を決定し、制作を開始している。
今回の放送は、日本語吹き替え版でハイビジョン画質。テレビ東京が平日13時35分から放送している「午後のロードショー」の2時間枠でオンエアーとなる。全国ネットでないのが残念だが、関東エリアの無線家には録画準備をおすすめしたい。
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