収録中にも副調整室にいる城田さんから、「○○聞いて」「××ということだよね」と、ヘッドホンを付けたゆなさんに細かな指示が飛ぶ。ゆなさんも機転を利かせ、長谷部さんと絶妙なトークを交していくという展開だ。
ゆなさんは、「まったく無線のことを知らないので、何もかも新鮮で楽しい」「今後番組が進むに連れて、いつかアマチュア無線技士の資格を取るということになりますが、資格を取ったあとの実際の交信のほうが不安です(笑)」と語る。一方、長谷部さんは「全体の番組を構成を考えたら、細かなネタ探しが重要です」「番組内で伝える情報、例えば用語の意味やなぜこのような専門用語が使われるようになったかなど、間違いがないか事前に調べ確認する作業がとにかく大変!」と話してくれた。
開局前からアマチュア無線の番組について、構想があったという長谷部さん。実は長谷部さんは同番組のパーソナリティだけではなく、同局の技術局長を務めているのだが、「ラジオ成田」の開局のために、第二級陸上無線技術士の資格を取ったという強者だ。
さらに、ラジオ番組には10分に1回は音楽を入れたいという、城田さんのこだわりも…。とにかく多くのスタッフが手間ひまかけて1本の番組に仕上げていく、凝りに凝ったアマチュア無線番組なのだ。
ディレクター役の城田さんが用意した「放送フォーマット(進行表&台本)」は、1本分が十数枚にも及ぶ。この日は2本録りで、収録に数時間を要した
残念ながら現在、オンデマンド配信の計画はないが、放送時刻にJCBAサイマルラジオなどを通じて全国で聴取できる。
●今後の放送予定は以下のとおり
5月11日(月)1900~1955 【第6回】開局の仕方
5月18日(月)1900~1955 【第7回】シャックの作り方
5月25日(月)1900~1955 【第8回】交信の仕方
6月 1日(月)1900~1955 【第9回】ログのつけ方・QSLカードの書き方
6月 8日(月)1900~1955 【第10回】アワードハント
6月15日(月)1900~1955 【第11回】コンテスト
6月22日(月)1900~1955 【第12回】移動運用
6月29日(月)1900~1955 【第13回】ハムの社会貢献
※7月以降については現在企画を検討中。
本社近くの成田山新勝寺は、毎年多くの参拝客で賑わう歴史ある寺院。成田空港に近いこともあり、トランジットで観光客も多数訪れる
成田国際空港は言わずと知れた日本を代表する国際空港。その第1ターミナル中央ビル5階にサテライトスタジオがある
↓こちらもチェック!
●【追記あり】<毎週月曜日19時から55分間>千葉県のラジオ成田、4月からアマチュア無線の新番組「CQ Communication」を放送中!!
●関連リンク:
・国際ラジオ放送株式会社(ラジオ成田)
・JCBAサイマルラジオ(ラジオ成田)
・JCBAインターネットサイマルラジオ(一般社団法人 日本コミュニティ放送協会)
・成田国際空港公式WEBサイト
・成田国際空港(ウィキペディア)
・成田山新勝寺
・成田ゆめ牧場
・イオンモール成田 1F フラワーコートに「ラジオ成田」を開局(イオンモール成田)
●いったん広告です: