2016年7月1日(金)~3日(日)の3日間、和歌山県すさみ港(西牟婁郡すさみ町)とその近海で「2016 第21回 すさみビルフィッシュトーナメント」が開催された。大型クルーザーなど約80隻が参加し、カジキ釣りを楽しむというイベントで、会場ではアイコム株式会社がブースを出展、大会本部船と陸上間でD-STARレピータ経由のDPRSで位置情報の交換を行うというデモも披露された。参加者からの写真を紹介する。
「すさみビルフィッシュトーナメント」は1985年に始まった国内有数規模の大会で、1チーム2~6名が船舶に乗り込んでカジキ釣りを楽しみ、釣り上げたカジキの総重量を競うというもので、毎回大型クルーザーなどが多数参加するという。
アイコムはこのイベントにブースを出展しD-STAR機器などを展示したほか、デモンストレーションとして大会本部船との間でD-STARレピータ(すさみ430)を経由した、DPRSによる位置情報の交換も行われた。またイベントの参加者にはアマチュア無線の有資格者も多く、144MHz帯や50MHz帯のアマチュア無線機を搭載した参加船舶もあり、船上から参加者同士のロールコールも行われたという。
参加したアマチュア無線家は「モニター画面に表示される大会本部船の位置情報に、皆さん興味深い様子でした。地元のハムも船からの通信を傍受して、大会の臨場感を味わっていたようです」とリポートしてくれた。
●関連リンク:2016 第21回 すさみビルフィッシュトーナメント(すさみビルフィッシュトーナメント実行委員会)
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