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<2017年1月のSSNを振り返る>ハイバンドからローバンドまでほぼ全滅状態! 太陽黒点数「0(ゼロ)日」が10日を数える

我々アマチュア無線家にとって、お空のコンディションの目安になる数値の一つが「太陽黒点数(SSN=サンスポットナンバー)」だ。その太陽黒点がまったく確認できない「0(ゼロ)日」が、2017年1月だけで“10日”を数える結果となった。それを物語るように、HFのハイバンドからローバンドまで状態の良くない日が目立つ。さらにここ数日、700km/秒という太陽風が地球に到達しているという。

 

2016年12月も悪かったが、2017年に入ってからSSNがさらにダウンしたことがわかる

 

 

 11年周期で訪れるソーラーサイクル。2009年の暮れごろから始まった今回の「サイクル24」も終焉を迎えていると言われている。本来、11年周期であれば2020年には次の「サイクル25」がスタートする。しかし、「サイクル24」のピークが弱かったことから、すでに“底”を迎え、「サイクル25」がスタートしていると伝える海外のブログもある。※下記の「関連リンク」参照

 

 

 一方、2017年1月のSSNを振り返ると、太陽黒点数「0日」が実に10日間も観測された。1月12日以降は徐々に活動が活発になったものの、それでも1月21日の「67」が最大。遡れば2016年2月5日に「113」を記録して以来、約1年もの間、100を超えていないのだ。

 

 

太陽黒点数(SSN)は2016年2月5日に「113」を記録して以来、約1年もの間、100を超えていない状態が続いている

 

 

 その影響もあってか、1月は各バンドとも静かな状態が続いた。いつもなら強力に聞こえてくる7MHz帯の国内局も弱々しい印象だ。また21MHz帯で昼間に安定して入感するはずの南太平洋方面も、グランドプレーン系のアンテナではほぼ何も聞こえないことが多かった。

 

「N0NBH Solar Banners in QST Magazine」は、10mから17mバンドのコンディションを「poor(悪い)」と伝えている。

 

「N0NBH Solar Banners in QST Magazine」の情報をみると、80m-10mの日中、夜ですべて「poor(悪い)」、超短波帯でも「bad closed(バンド閉鎖)」と表示。真っ赤かな状態だ

2017年1月までの黄色のバーは月ごとの実数値平均、2017年2月以降の茶色のバーは宇宙天気情報センターが発表した予測値

「太陽黒点情報 宇宙天気情報センター」のWebサイトに掲載された2017年2月1日(水)の太陽黒点映像

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<「サイクル24」は2つのピークがあった>太陽黒点数(SSN=サンスポットナンバー)はすでに11年周期のピークが去り、2015年に入って低調傾向が続く

 

 

 

●関連リンク:
・太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター
・宇宙天気ニュース
・サイクル25が始まったのか…?(無線のムに濁点)
・SpaceWeather.com
・Climate Change Sanity「サイクル25はサイクル24のように見える」

 

 

 

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