ライセンスフリー無線の愛好者(通称“フリラ-”)に大きな反響を与えた、新スプリアス規格(新規則)に対応した新開発の8ch 500mW出力の市民ラジオ(CB)無線機「SR-01」。その第2弾として静岡県浜松市のメーカー・株式会社サイエンテックスが開発中として発表していた「JCBT-17A (発表当時は「JCBT-17」 )」が、いよいよ発売されることが決定! 本体価格90,000円+消費税(別途送料1,200円)。受注生産対応で、2017年5月16日から2017年6月30日(最終日18:00)まで所定のフォームで受け付けを開始した。
【追記:受注台数に達し生産確定!】2017年5月25日12時20分
同社は「JCBT-17A」の製造に関して、「6/30時点で台数が100台に達しなければ、生産を中止します」としていたが、5月16日から開始した予約数(受注生産品)が100台を越えたため“生産を確定した!”と5月25日に発表した。
なお、「JCBT-17A」の予約受け付け期間は2017年6月30日(最終日18:00)まで。製品は2017年10月末から届けられる。
サイエンテックス社は、新スプリアス基準に対応したCB無線機の新モデル、ポータブルタイプと言っても従来の「SR-01」よりさらにコンパクト化を実現し、持ち運びに便利な「JCBT-17」の詳細を2017年5月に行う予定だとしていたが、5月16日(火)15時、同社のWebサイトで「新製品 JCBT-17Aの注文受付開始」を発表した。
同社によると、発表時の型番「JCBT-17」は試作機として新スプリアス基準対応の技術基準適合証明を取得し、製品版は「JCBT-17A」という型番で工事設計認証を申請予定とのことである。受け付けは、完全受注生産で2017年5月16日から2017年6月30日(最終日18:00)まで所定のフォームで行い、2017年10月末に製品を届けるとしている。
今回発表した「JCBT-17A」の大きな特長はメーター類を省いたことだろう。信号強度は「測定ボタン」を押すことで、モールス符号のトーン音でアナウンスする仕組みだ。
前回の予告時、「詳細情報 2017年5月発表予定」とともに、シルエットで映る「JCBT-17」らしき筐体が紹介されているだけだが、「--(M) ---(O) ・-・(R) ・・・(S) ・(E) ・・・(S) --(M) ・(E) -(T) ・(E) ・-・(R)」と意味ありげなモールス符号が載っていた意味はこのことだった。また底面には三脚などが取り付けられるようにネジ穴が設けられている。
以下、同社が発表した「JCBT-17Aカタログ」から紹介しよう。
・強力な送受信能力と高い機動性を両立
・先進のD級変調器+E級ファイナル搭載
・耐久性に富んだ総アルミニウム製筐体
・CB機初!! Morse S-Meter実装。モールス符号のトーンで信号強度をアナウンス
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<2017年5月発表予定!ベールを脱いだ噂の新モデル>サイエンテックス、新スプリアス基準対応の新型CBポータブル機「JCBT-17」を予告
●関連リンク:
・新技適対応市民ラジオ専用ページ(サイエンテックス)
・JCBT-17Aカタログ(PDF型式)
・株式会社サイエンテックス
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