一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2017年7月2日、東京都千代田区の科学技術館で「第5回 小中学生向けアマチュア無線入門講座~アマチュア無線ってどんなもの?~」を開催した。関東各県から38名の小中学生が集まり、アマチュア無線の楽しみ方に関する講演を聴いたり、モールス符号当てゲーム、FMラジオの製作、特小トランシーバーによる交信体験などを楽しんだ。
JARDは情報通信月間(総務省、情報通信月間推進協議会が制定)の行事として、若年層へアマチュア無線の楽しみをPRする「小中学生向けアマチュア無線入門講座」を、毎年この時期にJARL、JAIAなどの協力で開催している。
7月2日午後、東京都千代田区の科学技術館会議室に38名の小中学生が集合。会場内に展示されたJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)各メーカーのアマチュア無線機器に触れたり、特定小電力トランシーバーを使って「交信ごっこ」への挑戦、ベテランのアマチュア無線家による「アマチュア無線の楽しみ方」の講演、モールス符号を当てるゲームなどを楽しんだ。また後半ではハンダ付け不要のFMラジオキットの製作を父兄と共に行った。
このイベントのアシスタントは、JARDの「アマチュア無線ナビゲーター」を務める女優の松田百香(JI1NYO)が昨年に続いて担当。自身のD-STARハンディ機を使って、大阪府の12歳のYLハムとの交信を披露したほか、子供たちが完成させたFMラジオのケースにサインをするなど、会場を楽しく盛り上げた。
では、当日の模様を写真で紹介していこう。
●関連リンク:
・JARDホームページ
・第5回 アマチュア無線ってどんなもの?(JARD)
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