「仙台電波高専」として知られる独立行政法人国立高等専門学校機構・仙台高等専門学校・広瀬キャンパスの国立仙台高専広瀬アマチュア無線クラブ(JA7YCQ)と仙台電波ハムクラブ(JH7YAP)は、同校の起源である財団法人東北無線電信講習所の発足から75周年を迎えることから、2018年1月22日から1年間、記念局の「8J75RS」を1.9~430MHz帯で運用する。
国立仙台高専広瀬アマチュア無線クラブ(JA7YCQ)と仙台電波ハムクラブ(JH7YAP)の連名によるリリースから紹介しよう。
(財)東北無線電信講習所・創立75周年記念アマチュア無線局「8J75RS」開設のお知らせ
独立行政法人国立高等専門学校機構・仙台高等専門学校・広瀬キャンパスは、昭和18年に創立された財団法人東北無線電信講習所をその起源とし、以後、通信省所管の官立無線電信講習所仙台支社(昭和18年)、官立仙台無線電信講習所(昭和20年)、国立仙台電波高校(昭和24年)、仙台電波工業高等専門学校(昭和46年)、仙台高等専門学校(平成21年)という沿革を経ながら、数多くの通信技術者を輩出してまいりました。
今年1月22日に財団法人東北無線電信講習所の創立75周年を迎えることから、これを記念して記念局 8J75RS(75は創立75周年を、RSはRadiotelegraphy Schoolの略)を開設・運用することにいたしました。
記念局の開設・運用は、仙台高専広瀬キャンパスの同窓会組織である松韻会(仙台高専同窓会広瀬キャンパス総支部・旧仙台電波高専同窓会)の公式の事業としても位置付けられております。松韻会にはアマチュア局を開設している会員が多数おり、同窓会報などでもしばしばアマチュア無線の話題が取り上げられています。記念局は常置場所である仙台高専広瀬キャンパスからの運用の他、全国各地の松韻会会員の持ち回りでも運用し、無線通信技術者養成の歴史や無線通信の魅力をPRしていきます。
◆コールサイン:8J75RS(75は創立75周年、RSはRadiotelegraphy Schoolの略)
※「仙台電波ハムクラブ(JH7YAP)」のコールサインを変更した非・JARL特別局
◆運用期間:創立記念日である平成30年1月22日から平成31年1月21日の1年間
◆運用周波数:1.9~430MHz帯 オールモード(HFではRTTYやFT8の運用も予定)
◆無線設備:IC-7200M(50W)、FT-991M(50W)、IC-208(20W)、ダイポール、八木、ディスコーンほか。
◆QSLカード:JARLビューロー経由でお送りします。
※ダイレクトでの交換希望の方は、以下の宛先までSASEにてご請求ください。
〒989-3128 仙台市青葉区愛子中央4-16-1
国立仙台高専広瀬アマチュア無線クラブ「8J75RS QSL」係
なお同局は「東北無線電信講習所・創立75周年記念アマチュア無線局 8J75RSホームページ」を開設し、運用スケジュールなどを提供していく予定だ。詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・東北無線電信講習所・創立75周年記念アマチュア無線局 8J75RSホームページ
・沿革と位置付け(仙台高等専門学校ホームページ)
・松韻会(同窓会)ホームページ
・8J75RS(CIC:JJ1WTL本林氏のブログ)
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