九州総合通信局はこのほど「平成29年度九州管内の電波監視概況」をとりまとめて公表した。平成29年の混信・妨害申告は266件で、前年度の272件から僅かに減少。その中で重要無線通信妨害に係る申告については128件で、前年度の133件に比べ5件(3.8%)ほど少なくなった。一方で、重要無線通信妨害の申告件数でもっとも多いのは海上関係で、航空関係、防災行政、電気通信業務、放送業務と続く。また、一般申告138件でアマチュア無線に関する申告が95件ともっとも多く、全体の68.8%を占めるほどだ。
今回、公表された資料は「平成29年度九州管内の電波監視概況」と「平成29年度の措置事例」。「平成29年度九州管内の電波監視概況」は、「1.混信・妨害の申告状況」「2.不法無線局の措置状況」「3.電波利用環境保護に係る周知・啓発活動等」の3つに分かれている。
詳しくは下記の関連リンクから、九州総合通信局の報道発表で確認してほしい。
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●関連リンク:
・九州総合通信局 平成29年度九州管内の電波監視概況
・九州総合通信局 1.混信・妨害の申告状況(PDF形式)
・九州総合通信局 2.不法無線局の措置状況(PDF形式)
・九州総合通信局 3.波利用環境保護に係る周知・啓発活動等(PDF形式)
・九州総合通信局 平成29年度の措置事例(PDF形式)
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