日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」が2019年1月7日から仕様変更された。以前は、ほぼ2週間おきに、3~4週間前の無線局データが登録されていたが、この度の仕様変更により、各総合通信局(沖縄総合通信事務所を含む)ごとに違いはあるものの、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。データベースによると、1月28日時点でアマチュア局は「415,522局」の免許情報が登録されている。前回、1月21日時点の登録数から389局減少している。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。今回、2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
1月28日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「415,522局」の免許状情報が登録されている。前回、1月21日時点のアマチュア局の登録数は「415,911局」だったので、この間に登録数が389局少なくなったことになる。
また、1982年(昭和57年)12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、1月28日時のデータベースによると、パーソナル無線局として「961局」の免許情報が登録されていた。1月21日時点の登録数は「971局」だったため、この間に「10局」が免許を失効したと思われる。
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<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・『無線局等情報検索』の仕様変更(CICブログ)
・局数 vs コール数 2018年末(CICブログ)
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