様々なアイディアで音質改善に取り組むグループ「音創り研究会」。毎年、ハムフェアに出展している同研究会は、音質改善グッズの紹介や機材の実演展示、メンバーが音質にこだわったオリジナル製品を開発し、販売などを行っている。今年も2019年8月31日(土)、9月1日(日)に開催される「ハムフェア2019」への出展(ブース番号:C-031)にあわせて、新作の「クリスタルマイク」や「超ローノイズマイクアンプ」などを用意して販売を行う計画だ。どれも数に限りがあるので、興味のある無線家は同ブースへ急ごう!
ハムフェアへの出展にあたって、「今年もクリスタルマイクの新作、半導体と真空管のマイクアンプなどを取り揃えました」とメンバーから説明があった。音創り研究会の目指す、音質”にこだわったオリジナルアイテムの数々に注目が集まるだろう。
販売されるオリジナルアイテムは以下のとおり(一部抜粋)。なお、クリスタルマイク「DXM-02S」と「DXM-03P」は準備するセット数に限りがあるため、土曜日(8/31)に2回、日曜日(9/1)に1回の合計3回に分けて抽選を行い販売するとしている。詳細は記事下の関連リンクから確認してほしい。
1.DXM-02S(砲弾型クリスタルマイク) キット
昨年のハムフェアで大きな話題となり、完売、ハムフェア後の通販の追加販売でも完売となった人気の砲弾型クリスタルマイクキットの再販売です。
無線機のマイク端子に直接繋いで使うお手軽さも人気の理由(マイクコネクターの配線はご自分でしていただきます)。
部材の入手が困難なため、最終ロットとなる見込みです。
2.新製品!DXM-03P(ファンタム式クリスタルマイク)キット
昨年ハムフェアにて発表し、大人気になったクリスタルマイクの第3弾!
大口径35mmのクリスタルマイクエレメントを採用し、低域から高域まで幅広い帯域で、クリスタルマイク特有のパンチの効いた音と、クリスタルマイク独特の響きを聴かせてくれます。明瞭度と音質をバランスさせたマイクロホンです。
写真のように、マイクロホンケースの先端に向かって話すフロントアクセスです。マイクアームと組み合わせると、狭いシャックでも使いやすいタイプです。マイクホディの制振加工(マイクボディへの制振材貼り付け)をご自分でしていただくキットです。
3.新製品!DPP-02 (電池式ファンタムBOX小型版)キット
乾電池式のファンタム電源DPP-01のリニューアル版。よりシンプルにして手にしやすい価格のキットに生まれ変わりました。
音質チューニングを繰り返して、ヒアリングテストではDPP-01と遜色ないレベルに仕上げてあります。DMS-05Liteと同一サイズ。積み重ねて使えます。
4.DMS-05Lite(超ローノイズマイクAMP)キット(新製品)
音創り研究会の原点であるマイクアンプ、DMS-05Dの復刻版の予定でしたが、改良点が多くなりリニューアル版となりました。乾電池電源を採用したこともあり、低ノイズです。
ダイナミックレンジは115dBと安価なミキサー内蔵マイクアンプよりも上。その音には透明感があり、声の微妙なニュアンスを綺麗に切り取ります。DPP-02と同一サイズ。積み重ねて使えます。
5.DXM-104(Silver eagle 換装エレメント交換キット)
昨年発売し、すぐに完売、通販での追加販売でも完売と、大人気のSilver eagle
換装エレメント交換キット、今年も販売します。
6.新製品!DMS-07Metal 真空管式マイクアンプ(メタル管マイクアンプ)
真空管ではありますが、あまり馴染みのないメタル管を採用したマイクアンプ。JAN球(軍用の予備球)で信頼できるメタル管の12J5三極管を二本使いました。
ほのかに光るヒーターの灯を愛でる楽しみはありませんが、赤いケースに黒光りする軍用管の対比も綺麗に仕上げました。
もちろん電源は13.8Vの低電圧動作で、ビリビリ感電とは無縁です。球は古いですが、回路は選別した定電流ダイオードを採用した新しいものです。音はガラス球より真空管しています。
なお、「音創り研究会」のブース番号「C-031」は、「【ハムフェア2019】<事前にチェック!会場内のブース配置図(暫定版)>223団体が参加する『ハムフェア2019』企業、クラブ出展ブースの小間割りが判明」の既存記事(2019年7月25日記事)で場所の確認ができる。
●関連リンク:
・音創り研究会 ハムフェア2019に出展(アマチュア無線 by JI1ANI)
・音創り研究会のクリスタルマイクは抽選にて販売します ハムフェア2019(アマチュア無線 by JI1ANI)
・1919:ハムフェア2019に向けて仕込み中(ShinさんのPA工作室)
●いったん広告です: