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<「宇宙飛行士の日」と「宇宙で活躍する女性」を祝う>日本時間の4月11日から4月13日まで、国際宇宙ステーションからSSTV画像(145.80MHz)送信

日本時間の4月7日から4月9日まで、ISS(国際宇宙ステーション)からアマチュア無線バンドを使ってSSTV(Slow Scan Television)画像を送信するイベントが行われたばかりだが(2022年4月4日記事)、再び日本時間の4月11日(月)1時30分から4月13日(水)21時まで、「宇宙飛行士の日」と「宇宙で活躍する女性」を祝う…をテーマに、国際宇宙ステーションからSSTV画像(145.80MHz)が送られてくる。「この時間は暫定的なもので、クルーの都合により変更される可能性があります」とのこと。イベント期間中、日本周辺を通過する良好なパスが複数回ある。12パターンの画像があるらしいので、今回はどんな画像が送られてくるのだろうか。最新のスケジュールを確認してSSTV画像の受信に挑戦してみよう!

 

 

TwitterでISS(国際宇宙ステーション)からアマチュア無線バンドを使ってSSTV(Slow Scan Television)画像を送信するイベントの告知が行われた

今回送らてくるSSTV画像は12パターン。女性宇宙飛行士が国旗とともに紹介されている

 

 

 ISSからのSSTV送信周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)のFMモードで、コールサインは米国の「NA1SS」とロシアの「RS0ISS」の両方がSSTV画像に併記される形で使用されている。

 

 日本各地の衛星通過時刻の予報は記事下の関連リンクから「JAMSAT(日本アマチュア衛星通信協会)」の公表データから、21地点のパスが確認できるので参考にするといいだろう。

 

 

<参考>運用期間中、日本各地のISS飛来時刻
(時刻はJST、JAMSAT公表のデータから)
※ロケーションやアンテナにもよるが「仰角30度以上」がSSTV画像の良好な受信の目安

 

 

 

アマチュア無線機「TM-D710E」がロシアのISSサービスモジュールに搭載されている

 

 

 使用される周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(PD120)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」など便利なスマホアプリもある。

 

 そのほか、受信方法などは、下記関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが詳しい。最新のスケジュールは関連リンクの「ARISS-SSTV images」で確認できる。

 

 地上で受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、「ARISS SSTVギャラリー」で閲覧ができる。過去に実施されたISSから送信されたSSTV画像は多くの局が受信に成功し、TwitterやFacebookなどで受信画像がアップされている。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<437.80MHzを受信してみよう>国際宇宙ステーション(ISS)に次世代のアマチュア無線システム設置、144/430MHz帯のクロスバンドレピータが運用開始

 

 

 

●関連リンク:
・Cosmonautics day SSTV(ARISS-SSTV images)
・Latest news(ARISS SSTV Award)
・ARISS/@ARISS_status(Twitter)
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト MMSSTV
・日本各地の衛星通過時刻の予報(JAMSAT/日本アマチュア衛星通信協会)
・#きぼうを見よう(KIBO宇宙放送局)
・ISSディテクター(Google Play)
・TM-D710E Caracteristiques(KENWOOD France)

 

 

 

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