hamlife.jp(ハムライフ・ドット・ジェーピー)

注目キーワード:

hamlife.jp > ニュース > JARD > <今でも多く利用されている古い無線機は?>JARD、「スプリアス確認保証機種」の “トップ10” を公表


<今でも多く利用されている古い無線機は?>JARD、「スプリアス確認保証機種」の “トップ10” を公表

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2023年4月11日、同協会が2016年9月から実施している「スプリアス確認保証」において、本年3月末までの約6年半を通算し、最も同保証制度の利用者が多かったアマチュア無線機の「トップ10」を発表した。その結果を紹介しよう。

 

 

JARDが実施している「スプリアス確認保証」の案内ページより

 

 

「スプリアス確認保証」は、現在アマチュア局として登録済み(免許を受けている)の旧スプリアス規格の無線機を、新スプリアス規格に登録替えするための手続きだ。JARDが2016年9月から実施し、2023年3月末までの約6年半で976機種、46,621台の保証を行ったという。

 

 JARDによると、保証件数の多かった「トップ10」の機種は次のとおり(メーカー名は発売当時の社名で表記)。

 

 

「スプリアス確認保証」がスタートした2016年9月から2023年3月末までの間で、利用が多かった機種のトップ10

1位は八重洲無線のFT-817(ND含む)、2位はアイコムのIC-910D、3位はバーテックススタンダード(当時)のVX-7となった

 

 八重洲無線のFT-817(ND含む)が「1,227台」と、他機種に大きく差を付けて1位になっているのが興味深いところだ。また2位はアイコムのIC-910D(144/430MHz帯の50Wオールモード機。1200MHz帯オプション対応)となったが、こちらは20WタイプのIC-910ではないところが注目される。またベスト10の中にアイコムのIC-706シリーズが3機種もランクインしているのも凄い。

 

 JARDは今回、「スプリアス確認保証」について次のようにPRしている。

 


 

 無線局免許状の備考欄に使用制限の注意書き(「平成34(令和4)年11月30日までに限る」あるいは「他の無線局の運用に妨害を与えない場合に限る」)がある場合は、新スプリアス規格への対応が必要です。

 

◆「スプリアス確認保証」のお申込みはこちらからどうぞ!↓
 https://www.jard.or.jp/warranty/spurious/index.html

 

【ご注意ください】
 まだ無線局に未登録の旧スプリアス規格機で開局、増設・取替をするには、「スプリアス確認保証」ではなく「基本保証」が必要です。「基本保証」を受けることで新スプリアス規格として登録されます。

 

◆「基本保証」はこちらをご参照ください↓
 https://www.jard.or.jp/warranty/kihon/index.html

 

★お問い合わせ先:
 JARD保証事業センター スプリアス確認保証担当
・電話:03-3910-7286
・メール:sp-con@jard.or.jp

 

 


 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・多く利用されている古い無線機トップ10 ~スプリアス確認保証機種トップ10~(JARD)
・スプリアス確認保証(JARD)
・基本保証(JARD)

 

 

 

●いったん広告です:

レビュー評価高い Amazonベーシック アルカリ乾電池 単3形20個パック

充電式ニッケル水素電池 単3形8個セット (最小容量1900mAh、約1000回使用可能)