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<携帯型は上空用15chの受信にも対応>JVCケンウッド、“増波” に対応した351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)「TPZ-D563BTE」「TPZ-D563E」「TMZ-D504E」を新発売

株式会社JVCケンウッドは2023年10月16日、今年6月の電波法令改正で実現したチャンネル増波に対応するデジタル簡易無線機 (登録局)として、携帯型「TPZ-D563BTE」「TPZ-D563E」、車載型「TMZ-D504E」の3モデルを11月上旬より順次発売すると発表した。携帯型の2モデルは全82chでの送受信に対応するほか上空用15chの受信にも対応している。いずれもメーカー希望小売価格はオープンだが、市場推定価格(税込)はTPZ-D563BTEは45,000円前後、TPZ-D563Eは42,000円前後、TMZ-D504Eは60,000円前後になるという。

 

 

 

 

 

 アイコム、アルインコに続いて、JVCケンウッドからも「増波」に対応した351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)の無線機が発表された。いずれも従来から発売されているモデルをベースにしたもので、機種名の末尾に「E」を付けて区別している。以下、同社のプレスリリースから一部抜粋で紹介する。

 


 

チャンネル増波に対応したデジタル簡易無線機(登録局対応)
携帯型「TPZ-D563BTE」「TPZ-D563E」、 車載型「TMZ-D504E」を発売

 

 株式会社JVCケンウッドは、KENWOODブランドより、チャンネル増波に対応したデジタル簡易無線機(登録局対応)として、携帯型「TPZ-D563BTE」「TPZ-D563E」、および車載型「TMZ-D504E」を11月上旬より順次発売します。

 

 平成20年8月に簡易無線機のデジタル方式が認可されて以来、簡単な登録申請のみで手軽に利用できる登録局は、業務用途からレジャーまで、さまざまな分野で活用され、令和4年末時点で約80万局まで利用者が増加。しかし、一部の地域ではチャンネル不足による混信問題が顕著となったことから、本年6月、デジタル簡易無線機のチャンネルを増波する制度の改正が総務省により施行され、登録局は35chから97chに増波されました。

 

 そこで今回当社は、増波に対応したデジタル簡易無線機3モデルを発売します。携帯型「TPZ-D563BTE」「TPZ-D563E」は97chに対応(陸上・海上用82chと受信のみ上空用15ch))し、混信を気にすることなく、多チャンネルでも高速にスキャンできる従来モデルの特長はそのままにストレスのない快適な運用を実現します。また車載型「TMZ-D504E」は82ch(陸上・海上用)に対応。使用シーンに合わせて選ぶことができます。

 

 

 

◆携帯型「TPZ-D563BTE」「TPZ-D563E」

 

携帯型「TPZ-D563BTE」「TPZ-D563E」外観

 

<「TPZ-D563BTE」「TPZ-D563E」共通の主な特長>
・チャンネル増波の登録局97chに対応
・業界トップクラスの薄型設計により、持ちやすいコンパクトボディを実現
・騒音下の声も聞きやすい「はっきり聞取りモード」を採用
・1台で2台分の使い方ができるセカンドPTT機能を搭載
・3種類のオート・チャンネル・セレクト(ACS)機能を搭載
・過酷な現場での使用を可能にする堅牢な防塵・防水設計
・抗菌・抗ウイルス加工を施し、「SIAA抗菌認証」を取得
・メモリーコントロールプログラム「MCP-10B」によりPCから各種詳細設定が可能

 

<「TPZ-D563BTE」の主な特長>
・Bluetoothを搭載し、ワイヤレスヘッドセットに対応

 

 

 

◆車載型「TMZ-D504E」

 

車載型「TMZ-D504E」外観

 

<「TMZ-D504E」の主な特長>
・チャンネル増波の登録局82chに対応
・取り付け場所に困らないコンパクトスリムボディ
・用途が広がるDC12V/24V電源入力に対応
・通信する相手を選べるセレコール機能を搭載
・第三者に通話が聞き取られない秘話機能を搭載
・LED やファンクションキーを装備した便利なスピーカーマイクロホンを付属

 

 


 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

デジ簡の増波と各社の対応は、この記事↓も参考に
(2023年7月8日掲載↓)
<メーカーも対応機を準備中?>351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)、6月1日の法改正で一挙に62波も増加し「全97チャンネル」に

 

 

(2023年8月19日掲載↓)
【ハムフェア2023】<デジ簡と無線アプリに対応>アルインコ、82ch実装の351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)「DR-DPM62W」を開発発表

 

 

(2023年9月28日掲載↓)
<機種名に「PLUS」が付いた!>アイコム、97チャンネル増波対応の351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)6シリーズ13機種を一挙発表

 

 

(2023年10月11日掲載↓)
<機種名に「E」がついた! 標準価格は据え置き>アルインコ、82ch増波対応の351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)5機種9モデルを発表

 

 

(2023年10月18日掲載↓)
<製品名は変えず「新制度適合機」として登場>八重洲無線、 “増波” に対応した351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)4機種を新発売

 

 

 

●関連リンク:
・チャンネル増波に対応したデジタル簡易無線機(登録局対応)携帯型「TPZ-D563BTE」「TPZ-D563E」、車載型「TMZ-D504E」を発売(JVCケンウッド ニュースリリース)
・TPZ-D563BTE/TPZ-D563E 製品情報(JVCケンウッド)
・TMZ-D504E 製品情報(JVCケンウッド)
・無線登録局(JVCケンウッド 無線通信)
・無線登録局(JVCケンウッド 無線通信 法人のお客様)

 

 

 

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