八重洲無線株式会社は2023年11月2日、HF/50MHz帯トランシーバー「FT-710シリーズ」の新ファームウェアをリリースした。今回の変更点は「ネットワークリモートコントロールシステム SCU-LAN10に対応」「ハンドマイクからMCHを変更すると、正常に保存されない現象を修正」「CATコマンド受信時のポップアップ表示を変更」「FMモード以外でもTSQLが有効になってしまう現象を修正」「その他、機能改善および最適化」の5項目となっている。また同時に、ネットワークリモートコントロールシステムの「SCU-LAN10」がFT-710シリーズにも対応した新バージョンを公開している。
2022年9月に出荷が始まった「FT-710シリーズ」(FT-710 AESS、FT-710M AESS、FT-710S AESS)の新ファームウェア公開は今年7月6日以来5回目となる。今回の修正点は次のとおり。
★ファームウェアバージョン(2023/11)
・MAIN: V01-11
・DISPLAY: V01-08
・DSP: V01-01
・SDR: V01-04
★ファームウェアアップデート対象モデル
・FT-710 AESS / FT-710 Field
・FT-710M AESS / FT-710M Field
・FT-710S AESS / FT-710S Field
★主な変更点
1. ネットワークリモートコントロールシステム SCU-LAN10に対応しました。
2. ハンドマイクからMCHを変更すると、正常に保存されない現象を修正しました。
3. CATコマンド受信時のポップアップ表示を変更しました。
4. FMモード以外でもTSQLが有効になってしまう現象を修正しました。
5. その他、機能改善および最適化を行いました。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・FT-710シリーズ ファームウェアアップデート(八重洲無線)
・FT-710シリーズ アップデートマニュアル PDF(八重洲無線)
・各種ファイルのダウンロード:ネットワークリモートコントロールシステム SCU-LAN10
・商品情報 FT-710シリーズ(八重洲無線)
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