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【北陸地方で震度7】<非常通信周波数リスト掲載>念のためアマチュア無線の「非常通信周波数」をクリアに!!

2024年1月1日16時10分頃、北陸地方で最大震度7(マグニチュード7.6)の強い地震が発生した。16時15分現在、各地の被害状況はまだ不明だが、石川県能登に大津波警報、北海道から山口県にかけて津波警報、津波注意報が発令されている。また石川県内では約36,000戸、新潟県内で約2,000戸が停電している(17時00分現在)。震源に近い地域の方々はただちに安全な場所へ避難を、またアマチュア無線で非常通信が行われる可能性もあるので、念のため以下の周波数はクリアにし、ワッチを心掛けよう。

 

 

大津波警報発令時のNHK総合テレビの画面より

 

 

【追記:昨日(1/1)、石川県で発生した震度7の地震に関連してJARLがコメントを発表】2024年1月2日(火)8時55分

 

 2024年1月1日(月・祝)16時10分ごろ、石川県能登地方を中心に発生した震度7を観測する地震に関連して、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は1月2日、森田耕司会長(JA5SUD)の名前で、以下のコメントを発表した。

 

「この度の石川県能登地方を震源とする『令和6年能登半島地震』により、被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と一日も早い復旧、復興がなされますことを心よりお祈り申し上げます。なお、余震も続いておりますので、非常通信周波数はクリアにし、交信時のブレークなどには十分聴取した運用にご協力をお願いいたします。一般社団法人 日本アマチュア無線連盟 会長 森田耕司」

 

JARL公式ホームページのトップで、「非常通信周波数はクリアにし、交信時のブレークなどには十分聴取した運用にご協力をお願いいたします」と呼びかけている

 


 

アマチュア無線 非常通信周波数

 


<アマチュア無線 非常通信周波数>

3,535kHz  SSB/CW
7,050kHz  SSB/CW
14,300kHz  SSB/CW
18,160kHz  SSB/CW
21,360kHz  SSB/CW
28.20MHz  SSB/CW
50.10MHz  SSB/CW
51.50MHz  FM
144.10MHz  SSB/CW
145.50MHz  FM
430.10MHz  SSB/CW
433.50MHz  FM
1294.00MHz  SSB/CW

 

<アマチュア無線 呼出周波数・非常通信周波数>
51.00MHz  FM
145.00MHz  FM
433.00MHz  FM
1295.00MHz  FM

 

<アマチュア無線 デジタル呼出周波数・非常通信周波数>
51.30MHz  D-STAR(DV)/C4FM
145.30MHz  D-STAR(DV)/C4FM
433.30MHz  D-STAR(DV)/C4FM

 

 

 

<非常通信の連絡設定用周波数(総務省 周波数割当)>
4630kHz A1A
「A1A電波4630kHzの周波数は、非常通信の連絡設定に使用するものとし、連絡設定後の非常通信は通常使用する電波によるものとする。ただし、通常使用する電波によって非常通信を行うことができないか又は著しく困難な場合は、この限りでない」

 

 

 

 

参考:アマチュアバンドプラン(PDF形式)

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<ボランティアという位置づけだが、免許人が状況に応じて柔軟に>総務省、「アマチュア局による非常通信の考え方」を公表

 

<「アマチュア無線の活用体制を整備」と明記>総務省、防災関係業務に携わる者を対象とした「非常通信確保のためのガイド・マニュアル」を公表

 

 

 

●関連リンク:
・アマチュアバンドプラン PDF(JARL)
・アマチュア無線と非常通信(JARL)
・津波情報(Yahoo! 天気・災害)
・北陸電力送配電 停電情報

 

 

 

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