米国のアマチュア無線連盟であるARRL(American Radio Relay League)は、国際的なサイバー集団の高度なネットワーク攻撃により2024年5月13日頃から停止していた世界的な交信認証システム「LoTW(Logbook of The World)」のサービスを、7月1日の16時UTC(日本時間:7月2日午前1時)から再開することを正式発表した。再開を知って交信データのアップロードが相次いでいるためかシステムの処理に要する時間は拡大傾向だが、アクセス自体は問題なくスムーズに行えている。

サービス再開が正式発表されたARRLのLoTW
ARRL NEWSの発表は次のとおり。

<上記の日本語機械翻訳>
米国東部標準時の午後12時00分(UTC午後16時00分)より、Logbook of The World(LoTW)のサービスを再開します。
ネットワークの作業中、一時的にLoTWがオープンし、一部のユーザーから約6,600件のログがアップロードされるという状況が起きました。LoTWへのインターフェイスが正常に機能していることをテストしたため、これらのログは今週末まで処理されませんでした。
大量のログデータが流入する可能性が高いため、私たちは管理するための対策を講じています。コンテストやDXペディションなどから大量のログをアップする場合は、LoTWが追いつくまで1~2週間待ってからアップロードしてください。また重複が多すぎるログはリジェクトするプロセスも実装しました。あなたの交信記録がLoTWにあることを「確認」するために、ログ全体をアップロードすることは避けてください。最後に、LoTWで発生した問題を報告するためにARRL本部に電話をしないでください。サポートへのお問い合わせは、LoTW-help@arrl.org までお願いします。
これから年末にかけて、LoTWが利用できない時間帯が発生する可能性があります。この時間はLoTWの運用とインフラの改善を評価するために使います。その時間帯は事前に発表されます。
LoTWのサービス再開を妨げる課題に取り組んでいる間の、皆様の忍耐に感謝します。私たちは、私たちのメンバー、そしてARRLメンバーではない何万人ものLoTWユーザーにとって、LoTWが重要であることを理解しています。LoTWはQST に次いでARRLで2番目に人気のある特典です。
この記事は新しい進展があれば更新されます。
ちなみに、LoTWシステムのデータ処理状況はARRLの「Logbook Queue Status」コーナーで確認できる。サービス再開直後から交信データのアップロードが相次いでいるため、データの処理(LoTWへの反映)に要する時間は拡大傾向にあり、再開当初は12分程度だったものが、2日16時07分(日本時間)の時点では「13時間1分」になり、未処理分が積み上がっているようだ。

LoTWシステムのデータ処理状況はARRLの「Logbook Queue Status」コーナーで確認できる
●関連リンク:
・Logbook of The World(ARRL)
・ARRL Systems Service Disruption(ARRL NEWS)
・Logbook Queue Status(ARRL)
●いったん広告です:






