米国政府のシャットダウンによるFCC(連邦通信委員会)の閉鎖が続いている。ULS(Universal License System)を含むFCCのWebサイトはすべてオフラインとなり、アマチュア無線のライセンス関連部署も閉鎖されたままだ。
ARRLのVolunteer Examiner Coordinator(VEC)は、通常業務を行っているが、FCCのデータベースが使えない制約があり、FCCとのデータ照合が必要ないかなる申請も不可能な状況にある。
ARRLでは、政府の機能が回復しても、すぐにはFCCへの申請が受け付けられるとは考えていない。たとえば月曜日に政府機能が回復したら、火曜日にFCC再開となり、水曜日からデータベースが復旧するような形になるだろう。
10月1日からシャットダウンの間に有効期限が切れるアマチュア無線局のライセンスは、FCC通常業務再開の翌日に手続きされる可能性がある。まだ更新申請を提出していない場合でも、特に公式発表がなければそれまでは有効となる。
ARRL VECは、FCCのデータベースを使用しない国際アマチュア 無線局免許証 (IARP) 申請業務は処理している。1×1の記念局イベントコールサインの予約も可能である。
(ARRL NEWS 10月1日より ※許可を得て翻訳転載/(C)ARRL)
●関連リンク: 「The FCC Shutdown at a Glance!」ARRL NEWS
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