太陽黒点数(SSN=サンスポットナンバー)は久しぶりに「200」を突破し、「205」まで上昇した(2月25日記事)。 その後は「157」まで下がったものの、2月27日に再度「227」へ上昇し、翌日の2月28日には、2013年11月17日に観測した「282」に匹敵する数値「279」を記録した。実に3か月半ぶりのことである。それを物語るように、ハイバンドを中心に良好なコンディションを実感。現在も続いている。
「太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター」の発表によると、2月28日(金)の太陽黒点数が「279」となった。これは2014年11月17日に記録した「282」に匹敵する高い数値である。
現在行われている「ARRL International DX Contest Phone」では、W局(アメリカ)が各バンドで賑やかに聞こえているほか、50MHz帯では、南太平洋地域からオンエアーするDX局の信号が強力に入感している。ハイバンドを中心に良好なコンディションが実感できる。
一方、「サンスポットナンバー」が太陽側のコンディション数値ならば、地球側の地磁気活動を表す「A-Index」や「K-Index」は、ローバンドのコンディションが低下している数値を示している。
●関連リンク:
・太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター
・ARRL主催の電話部門DXコンテスト、「ARRL International DX Contest Phone」が3月1日(土)から48時間にわたり開催
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