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宇宙からアマチュア無線を運用した2名の宇宙飛行士がNASAを引退

NASA(米航空宇宙局)は、Andy Thomas宇宙飛行士(VK5MIR、exKD5CHF)とDave Leestma宇宙飛行士(N5WQC)の2名が引退すると発表した。2人とも宇宙からアマチュア無線を運用。Thomas宇宙飛行士はロシアのミール宇宙ステーションに搭乗し任務を遂行した最後の米国の宇宙飛行士として、ARISSの前身であるSAREXプログラムで地球の学生と数回のコンタクトを行った。

 

 

引退する2名の宇宙飛行士(ARRL NEWSより)

引退する2名の宇宙飛行士。左がAndy Thomas氏、右がDave Leestma氏(ARRL NEWSより)

 

 

 オーストラリア出身のThomas宇宙飛行士(62歳)は、1993年に宇宙飛行士になった。彼は、22年間勤めたスペース・エージェンシーを去る。NASAでの彼の最近の仕事は、月と火星への再度の訪問を含むミッションのプロジェクトの主要なデザイン・チームとしての関わりだった。
 Thomas宇宙飛行士は1996年のスペースシャトル・エンデバーのミッション、およそ6か月の宇宙ステーションミールへの滞在、1998年に2名のクルーをISSに送り届けるスペースシャトル・ディスカバリーの旅を含む。そして、スペースシャトル・コロンビアの事故以降、ISSの建設を継続するために2005年のスペースシャトル・ディスカバリーでのフライト再開任務があった。

 Thomas宇宙飛行士は、ミールに乗っていたわずかな時間や、2005年のISSへの短い滞在中に「NA1SS」のコールサインでアクティブにオンエアした。Thomas氏と彼の妻、Shannon Walker氏(KD5DXB)は、テキサス中部にある40エーカーの牧場に住んでいる。Walker氏はNASAの現役宇宙飛行士で、少なくとももう一度宇宙飛行を望んでいる。Thomas氏の米国のアマチュア無線局免許は期限切れになった。

 

 一方、Leestma氏(65歳)は、3度のシャトル飛行をこなしたベテランで、44年以上勤務した。同氏は1980年に宇宙飛行士部隊に選抜された。宇宙に飛んだ後はNASAでフライトクルーオペレーションの責任者を含む複数の技術的な任務やリーダーシップを発揮した。また1992年には、宇宙から南極大陸と交信し、宇宙空間からのWorked All Continents Award(WAC)を達成した。 (ARRLニュース 7月11日 ※許可を得て翻訳転載/(C)ARRL )

 

 

●関連リンク:「Astronauts Andy Thomas, VK5MIR, and Dave Leestma, N5QWC, Retire from NASA」(ARRL NEWS)

 

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