一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、2016年9月1日から開始した「スプリアス確認保証」の申し込み状況を同協会のWebサイトで公表した。それによると業務開始から1週間の申し込み件数は28件で、「業務開始直後からスプリアス確認保証に関する多数の問い合わせ・照会があり、アマチュア無線家の皆様の関心の高さがうかがえます」と説明している。
JARDが9月14日に公表した「スプリアス確認保証の申し込み状況について」によると、申し込み件数は開始1週間で28件に留まった。しかし、問い合わせや照会が多数来ていることから今後の利用者増加が予想され、同協会は「手続きは、平成34年が期限となっておりますが、皆様には早めの手続きをお勧めいたします」としている。
スプリアス確認保証は、必ずしも「無線局の再免許申請手続き」と同時期に行う必要はなく、スプリアス確認保証のみ単独で受けることが可能だ。保証対象の機種であればJARDに申し込み手続きをするだけで終了するという簡便さだ(総合通信局への届出はJARDが行っている)。
JARDが発表した「スプリアス確認保証の申し込み状況について」は下記の通り。
なおJARDでは、スプリアス確認保証に関するQ&AをWebサイトで公開した。いわゆる旧スプリアス問題の説明や、スプリアス確認保証の手続き方法などを細かく説明しているので一読をお勧めしたい。
●関連リンク:
・「スプリアス確認保証」の申し込み状況について PDF(JARD)
・スプリアス確認保証のQ&A PDF(JARD)
・スプリアス保証業務のご案内(JARD)
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