先週のアクセスランキングで1位となったのは、海上保安庁が沿岸海域を航行する船舶の安全を図るため全国の灯台などで計測した気象データを、毎時29か所の灯台などから中波1670.5kHzのH3E（SSBで受信する場合は1669kHzのUSBモード）で順次送信している「船舶気象通報」、通称「灯台放送」が、9月30日（金）正午をもって、昭和24（1949）年の開始以来、67年間にわたるサービスを終了するというニュースだった。夜間から早朝にかけては全国の局がフェージングを伴いながらおよそ2～3分おきに各地の灯台からの気象情報が次々に聞こえてくるため、アマチュア無線家やBCLファンにも受信対象として親しまれた。べリカード（受信確認証）を入手する楽しみもその1つだった。その「灯台放送」が惜しまれながら終了。関心の高さを物語るように、3位、6位にも関連記事がランクインしている。
2位は「＜TS-520S、TS-820S、FT-920、MARK-V、IC-726など＞JARD、「スプリアス実態調査」が未完了の69機種について協力を呼びかけ!!」。一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会（JARD）は2016年9月21日、過去に発売されたアマチュア無線機が新スプリアス規格に適合しているかを実測する「スプリアス実態調査」が未完了の69機種をリストアップし、対象機種を所有するユーザーに貸し出しの協力を呼びかけた。アイコムのIC-726、IC-729、IC-731やJVCケンウッド（トリオ）のTS-520S、TS-820S、TS-711、八重洲無線のFT-757GX、FT-920、MARK-V FT-1000MP、FTDX9000Dなどが含まれ全69機種にのぼる。貸し出しの申し出があった機種は順次締め切られているが、該当機種をお持ちの無線家は確認してはいかがだろう。対象機種のオーナーが「スプリアス実態調査」に協力する場合の負担費用は送料も含め無料だ。
3位は前述のとおり、「灯台放送」終了の話題。そして続く4位は、月刊誌「ラジオライフ」の読者を対象とした東京・秋葉原の書店「書泉ブックタワー」のイベントスペースで開催した「ラジオライフ秋葉原ペディション」の現地リポート。 当日は熱心な読者が全国から20数名集合し、ラジオライフ誌で活躍するテクニカルライター、細田時弘氏（JK1UEG）による「ラジオライフ漫談」と題したトークショーや、同氏で連載コーナーを持つ女優の松田百香（JI1NYO）のアイボールQSOコーナー、アトラクションやお楽しみ抽選会など、昔ながらの“読者の集い”を楽しんだ。またこの模様は「ニコニコ動画」でも生中継され、後日アーカイブとしても公開される予定だ。
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1）＜1670.5kHzの“灯台放送”さようなら…＞海上保安庁、「船舶気象通報局」などの情報提供手段を終了へ
2）＜TS-520S、TS-820S、FT-920、MARK-V、IC-726など＞JARD、「スプリアス実態調査」が未完了の69機種について協力を呼びかけ!!
3）＜船舶気象通報の廃止は9月30日（金）の昼12時＞全国の「灯台放送」は、もう“今夜”と“明日の夜”の2回しか受信できない！
4）＜写真で見る＞9月25日開催「ラジオライフ秋葉原ペディション」の模様
5）【追記：落札価格は…】＜開封のみの新品未使用＞初出荷されたばかり、話題の新スプリアス基準市民ラジオ機「SR-01」が早くもヤフオクに出品！
6）【最終放送の動画公開!!】中波1670.5kHzの船舶気象通報局（灯台放送）が「最後の日」を迎える－－灯台には別れを惜しむ受信ファンの姿も
7）＜デジタル文字通信「JT65」のオフバンド運用、電波監視で発覚！＞関東総合通信局、栃木県宇都宮市在住のアマ無線家に対し37日間の行政処分
8）関東、東海、北陸で発給が進む。まもなく1エリアは「JJ1」再々発給へ－－－－2016年9月24日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況
9）＜ARISSスクールコンタクト＞国際宇宙ステーション（ISS）の大西宇宙飛行士、10月1日（土）17:11から山梨県甲府市の「山梨学院中学校（8J1YGJH）」と交信予定
10）【ハムフェア2016】＜10kHz～3GHzをカバー、デジタル通信にも対応!!＞アイコム、広帯域受信機「IC-R8600」「IC-R30」を発表!!
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