アイコム株式会社は2017年8月30日、3月末に発売した広帯域受信機「IC-R8600」の新ファームウェア、「Version 1.20」を同社サイト上に公開した。今回は「リモートコントロールソフト RS-R8600へ対応するため追加変更」と、「スキャンレジューム機能の設定項目の追加変更」などが図られた。同機種の新ファームウェア公開は7月7日に次いで4度目となる。
●IC-R8600の新ファーム(Version 1.20)
おもな変更点:
・RS-R8600に対応するため、下記のように変更
LAN AFスケルチの初期設定値を「OFF(オープン)」から「ON」に変更
CI-Vコマンドの追加と変更
・スキャンレジューム機能を下記のように変更
スキャンレジュームON/OFFボタンを追加
スキャン停止時間の設定項目に「HOLD」を追加
スキャン再開までの遅延時間を設定できるように変更
・フルキーボード表示のドイツ語、およびフランス語配列に対応
・その他、軽微な修正
IC-R8600のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる。書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
MAIN CPU:1.20
FRONT CPU:1.00
DSP Program:1.02
DSP Data:1.00
FPGA:1.00
DV DSP:1.00
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-R8600(アイコム)
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