八重洲無線株式会社は2017年11月9日、144/430MHz帯ハンディ機・FT-70Dの新ファームウェアとして、メインファームウェアのVer.1.11をリリースした。同シリーズの新ファームウェア公開は7月13日のVer.1.01に次いで2回目。今回のファームウェアについて、同社は「WIRES-X接続機能を追加」「セットモードメニューにWIRES-Xのノード局接続用DG-ID設定を追加」「完全放電のバッテリーを充電する際、まれに満充電前に充電停止タイマーにより充電が止まりエラー表示となる不具合を修正」という3点を発表している。従来FT-70DはC4FMモードのデジタル通信は行えるものの、C4FMモードのWIRES-Xノード局への簡単接続機能は装備していなかったが、今回の新ファームウェアでようやく対応が図られたことになる。
今回公開されたFT-70Dの新ファームウェアの内容は下記の通り。
★2017年11月9日に公開されたFT-70Dの新ファームウェア:
・FT-70D用 ファームウェア
ファームウエア Ver.1.11 FT-70D_ver111(JPN).zip (2017/11)
おもな変更点:
1. WIRES-X接続機能を追加しました。
2. セットモードメニューにWIRES-Xのノード局接続用DG-ID設定を追加しました(セットモード:62 W-DGID)
3. 完全放電のバッテリーを充電する際、まれに満充電前に充電停止タイマーにより充電が止まりエラー表示となる不具合を修正しました。
なおファームウェアの更新には付属品のUSBケーブルが必要となる。無線機とパソコンの接続前にマニュアル等で手順を確認し、パソコンに必要なソフトウェア、ドライバーをインストールすること。ダウンロードは下記関連リンクより。
●関連リンク:FT-70D 各種ファイルのダウンロード(八重洲無線)
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