先週のアクセスランキングで1位となったのは、八重洲無線株式会社が発表したHF～430MHz帯のオールモードポータブル機「FT-818ND」の新機種情報だ。17年以上にのぼる異例のロングランモデルとして愛用者も多いFT-817NDの後継機種という位置づけで、3月中旬に発売される。大送信出力を6W（AM時2W）にアップしたほか、高安定温度補償水晶の「TCXO-9」を標準装備、ニッケル水素電池パックも1900mAhと従来品より35%の容量増を図るといったリニューアルが施されているが、外観は従来モデルから変化がなく、SNSを中心にさまざまな感想が飛び交った。あわせて8位に「取扱説明書もダウンロード可能」という記事もランクインしている。
続く2位は「＜関東地区は3月2日（金）深夜＞テレビ朝日系の人気番組『タモリ倶楽部』に、海外運用好きのアマチュア無線家が登場!!」。アマチュア無線家が登場することが多い「タモリ倶楽部」だが、関東地区で2018年3月2日（金）深夜に放送された回のテーマは「マニアと行く! 妄想ワールドツアー」。この中でアマチュア無線家が出演し、海外からのアマチュア無線運用の経験について披露する模様だと記事で伝えた。同番組に登場したのは海外運用経験が豊富で、SOTA（Summits On The Air）日本支部の精力的な活動でも知られるJH0CJH 川内氏。同氏が持ち込んだトランクには、海外からのアマチュア無線運用を行うための無線機、スイッチング電源、アンテナ用のワイヤー、ワイヤーを吊るす釣り竿、マッチング用のATUなどがぎっしり入っていた。タモリらが「これはヤバそうだなあ～」と感想を述べている。関東地区での放送はすでに終了したが、これからオンエアーされる地域もある。
3位は、長野県松本市に常置場所を置くJJ0RHL 鈴木康之氏が、自作機のほか、市販のアマチュア無線機に自作トランスバータなどを接続することで、下は135kHz帯から上は135GHz帯まで24あるアマチュアバンドと非常通信周波数の4630kHzをカバーすると共に、パルス変調によるL3EやM3Eといった特殊な電波型式も得て、10枚組みの無線局免許状（うち2枚は備考欄）を信越総合通信局から受け取ったというニュース。その詳細の写真と、免許を受けたご本人からの手記を掲載したところ大きな反響を呼んだ。アマチュア無線局コールサインの研究者であるJJ1WTL 本林良太氏によると、「これまで“掲載行数が135行、備考を除いて4枚組み”という無線局免許状の発給事例があることは知っていたが、今回JJ0RHL局に発給された免許状は掲載行数が381行にも及び、それを大きく上回るものだ」とコメントしている。
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1）【追記：「西日本ハムフェア」で展示!!】＜最大出力6W、TCXO標準装備、電池容量は35%アップ＞八重洲無線、リニューアルしたHF～430MHz帯ポータブル機「FT-818ND」を発売!!
2）＜関東地区は3月2日（金）深夜＞テレビ朝日系の人気番組「タモリ倶楽部」に、海外運用好きのアマチュア無線家が登場!!
3）＜免許人による手記を掲載!!＞日本初!?「10枚組み」のアマチュア局免許状が発行に
4）＜記載例付き！「JT65」「FT8」などの手続きが大幅に簡素化＞関東総合通信局、「アマチュア局の工事設計書における記載の簡略について」を公表
5）＜アマチュア無線、ライセンスフリー無線で使える＞PC/スマホ対応!! クラウド形ログブックサービス「Ah-huh LOG」ベータ版を無料公開中
6）＜取扱説明書もダウンロード可能＞八重洲無線、新製品「FT-818ND」の商品情報ページを公開!!
7）＜iPhone版をAndroid版に完全移植＞新たに「AR（拡張現実）機能」を搭載！新アプリ「＜iPhone版＞周波数帳2018」＆「＜Android版＞周波数帳2018」登場
8）＜無線局免許証票の廃止、無線局免許状の掲示義務廃止、免許申請書の様式変更など＞総務省、「電波法施行規則等の一部を改正する省令案等」に対する意見募集を開始
9）＜未割り当ての「JJ1JJJ」は未発給が判明！＞2018年2月3日現在のアマチュア局は426局減少し「428,852局」、パーソナル無線局は「1,602局」の免許情報が登録
10）＜「いい加減にしてくれ」の声も…＞続出する「ありえない激安価格」の無線機通販サイト、今度は長野県の無線ショップのデータを盗用か
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