各国のアマチュア無線機関が集う国際的な組織「IARU(国際アマチュア無線連合)」は1924年に誕生した。日本を含むアジアの大部分とオーストラリア、ニュージーランドなどを含む太平洋諸島の地域は「IARU第3地域(Reg.3)」に含まれるが、今年は第3地域誕生から50周年にあたることから、地域内の各国で「IARU第3地域50周年記念局」が特別コールサインで運用されている。またIARUは2018年5月1日から10月31日までの期間、「IARU Reg.3(第3地域)50周年記念アワード」を発行している。
現在、第3地域から運用している記念局は大韓民国(韓国)「HL50IARU」、オーストラリア「VI50IARU3」、インドネシア「YB50IARU」などの運用が確認できている。残念ながら日本における記念局は運用されていない。
しかし、「IARU Region III 50th anniversary Award(IARU 第3地域50周年記念アワード)」の規約を見ると、「IARU第3地域加盟国に対し、50周年を記念する『50』の数字とサフィックスに『IARU』を使用することを提案する。例えば、YB50IARU、9M50IARU、JA50IARU、VI50IARU、HS50IARU、BY50IARU、BV50IARU、VR50IARU、VU50IARUなど」との記述が確認できる。
はたして日本でも「JA50IARU」など特別コールサインの局は運用されるだろうか。アワードの交信有効期限と記念局の運用は2018年5月1日から10月31日まで。詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:
・IARU(国際アマチュア無線連合)
・IARU Reg.3(第3地域)50周年記念アワード
・国際アマチュア無線連合(ウィキペディア)
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