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<IARU第3地域各国のリポート>韓国が4アマ(エントリーライセンス)導入&中国のアマチュア無線有資格者が13万人に達する

IARU(国際アマチュア無線連合)第3地域のメンバーは2018年9月8~9日に韓国・ソウルでミーティングを開催し、その席上で加盟各国のアマチュア無線事情について報告があったと2018年9月13日付けのARRLニュースが伝えている。同ニュースでは韓国がアマチュア無線の趣味促進のためにエントリーライセンスの「4th class(第4級)」を導入したことや、中国のアマチュア無線の有資格者が13万に達し、約8万人が実際にコールサインを取得していることを紹介している。

 

 

 

 韓国では以下の5クラスのアマチュア無線資格がある。

 

 

1st class(第1級):すべてのバンドとすべてのモード、最大出力1000W。

 

2nd class(第2級):すべてのバンドとすべてのモード、200Wの最大出力電力。

 

3rd phone class(第3級/電話):20MHz帯以上、8MHz帯未満、CW以外の全モード、50W最大出力。

 

3rd CW class(第3級/電信):20MHz帯以上、8MHz帯以下、全モード、50W最大出力。

 

4th class(第4級):30MHz帯以上、音声のみ、最大出力10W。

 

 

 4th class(第4級)のライセンスは資格試験を必要とせず、アマチュア無線家からトータルで8時間の講義を受ければ免許を与えられ、30MHz帯以上、音声のみで10W出力の運用が許可される。この講義には韓国語を理解することが必要だとしている。資格取得後は別途、コールサインの発給申請を行う必要がある。

 

 

 一方、中国のアマチュア無線人口は13万人に達し、その中でコールサインを取得している数は8万局。しかし、HF帯で出力1kW(30MHz帯以上は出力25W)で運用できる最上位ライセンスの「Class C license(Cクラス)」の保有者数は626人しかいないという。(ARRLニュース 2018年9月13日 ※許可を得て抄訳転載/(C)ARRL )

 

 

 

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●関連リンク:
・IARU Administrative Council Meeting Focuses on WRC-19 Preparation(ARRL NEWS)
・Amateur Radio License Classes in Korea(KARL)
・韓国アマチュア無線連盟(KARL)
・中国アマチュア無線連盟(CRAC)
・国際アマチュア無線連合(ウィキペディア)

 

 

 

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