2018年6月5日、総務省は2018年4月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると2018年3月末のデータから“1,172局”減少して42万5,775局となった。1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から“ピーク後最低局数”を更新し続けている状況は変わらないが、減少スピードが再び加速している。一方、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、2018年4月末の時点で1,427局が免許登録（2018年3月末時点は1,489局が免許登録）している。この間に62局が廃局となったと思われる。
2013年4月末から2018年4月末までのアマチュア局数の推移。2018年3月末から2018年4月末の局数でみると、前月比で“1,295局”減少している。ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から“ピーク後最低局数”が止まらない
●2018年4月末、アマチュア局の各エリア（管内）局数内訳
・1エリア（関東管内）： 121,569局（121,711局）
・2エリア（東海管内）： 56,610局（56,822局）
・3エリア（近畿管内）： 51,145局（51,323局）
・4アリア（中国管内）： 26,575局（26,692局）
・5エリア（四国管内）： 19,515局（19,584局）
・6エリア（九州管内）： 36,237局（36,316局）
・7エリア（東北管内）： 44,694局（44,894局）
・8エリア（北海道管内）：38,654局（38,854局）
・9エリア（北陸管内）： 10,526局（10,563局）
・0エリア（信越管内）： 17,824局（17,871局）
・6エリア（沖縄管内）： 2,426局（2,440局）
※カッコ内の数字は2018年3月末の局数を表す
●2018年4月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳
・関東管内： 386局（407局）
・東海管内： 94局（95局）
・近畿管内： 61局（69局）
・中国管内： 86局（86局）
・四国管内： 30局（30局）
・九州管内： 223局（234局）
・東北管内： 314局（324局）
・北海道管内： 120局（124局）
・北陸管内： 37局（42局）
・信越管内： 61局（64局）
・沖縄管内： 14局（14局）
※カッコ内の数字は2018年3月末の局数を表す
2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。2013年以降に減少数も落ち着いてきたが、再び減少スピードが加速しだした
●関連リンク：無線局統計情報（総務省）
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