QSLカード印刷のキュービック(群馬県)は、GPS機能を利用しマップ上に現在地とそのJCC/JCGナンバーや住所、グリッド・ロケーターなどを表示するiPhone/iPad用アプリ「QTH Locator QBIC」の最新版として、iOS12に対応した「バージョン5」をリリースした。最新の市区町村情報を反映したほか、新たに「メモリ機能」を実装し、過去に行った場所や測距した場所を再現できるようになった。現在App Storeでは最新版Ver.5.01の無償提供が行われている。
キュービックが提供する「QTH Locator QBIC」は、iPhone、iPad用iOS対応のアマチュア無線アプリとして2014年1月に登場した。GPS機能を利用して現在地や地図で指定した場所の日本語表示での住所(ふりがな付き)、JCC/JCG、ハムログコード、グリッド・ロケーター、緯度経度、2地点間の直線距離などを表示する人気の無料アプリだ。このほど、最新OSのiOS12に対応し、名称を「QTH Locator QBIC 5」とした。ダウンロードは下記関連リンクのAppStoreから行える。
最新の市区町村情報を反映したほか、新機能として「メモリ機能」を実装。過去に行った場所や測距した場所を再現できるようになった。またQTH Locator 5の実際の操作画面(開発中のもの)は、YouTubeで公開されている。
YouTube 「iOS版 QTH Locator 5の動作映像」(画像をクリックでスタート↓)
キュービックでは同アプリの登場記念として、QSLカード印刷を注文者に、コールサイン入りのステッカー18枚1組をプレゼントするキャンペーンを行っている(12月16日注文分まで)。詳細は下記関連リンクでキュービックのサイトを参照のこと。
なお同社は「全国のユーザー様から届き始めました不具合情報は、1か月程度の収集時期の後に、対応版を“5.1バージョン”として2019年1月初旬程度に配信する所存です」としている。またAndoroid用アプリについては「アンドロイド版は現在バージョン3で止まっておりますが、公開は継続中です。iOS版がリリースできましたら、来年はアンドロイド版QTH Locator 5の開発にリソースを傾ける所存です」と説明している。
●関連リンク:
・iOS12用アプリ「QTHLocatorQBIC Ver.5」(App Store)
・「QTHLocatorQBIC」各部の説明など(キュービック)
・キュービック
・Turbo HAMLOG
・市郡区番号リスト(JARL Web)
・グリッド・ロケーター(JARL Web)
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