元号が「令和」に改められて、今日(2019年5月9日)で9日。史上最長の10連休が終わってからは3日が経過した。アマチュア無線家の中には連休前に総合通信局へ提出しておいた無線局の免許申請が処理され、「令和」の元号が入った無線局免許状が届いた人もいるのではないだろうか。実はhamlife.jpスタッフの1人も、連休前に電子申請で提出していた無線局の変更手続きが今日になって“審査終了”のステータスに変わった。そこで総合通信局へ「令和」の無線局免許状を受け取りに行ってみた。
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<“免許証の番号”に特徴あり>読者提供!! これが「令和元年」の無線従事者免許証だ
新しい無線機を導入するなど、個人局の無線設備に変更が生じたhamlife.jpスタッフ。連休前の4月25日に「総務省 電波利用電子申請・届出利用システムLite」で変更申請を提出しておき、連休明けの5月7日以降は同システムの「申請履歴照会」で進捗状況を欠かさずチェックしていたところ、きょう(5月9日)の昼前にステータスが「審査終了」に変わったことに気が付いた。
そこでさっそく、管轄の関東総合通信局(東京都千代田区九段南1丁目。千代田区役所が入居する「九段第3合同庁舎」の22階)へ出向き、無線局免許状を受け取ってきた。これがその「令和」の無線局免許状だ。
従来、免許の有効期間が「平35.8.10まで」と書かれていた部分は「令 5.8.10まで」と新元号に改められた。左下の発行日は「令和元年5月9日」という表記だ。
対応してくれた職員は「元号が平成から令和に変わり、この無線局免許状も“令和”や“令”の表記になっています。しかし従来の“平35まで”などと書かれた無線局免許状をお持ちの方も、免許の効力自体は変わらないので安心してください」と説明してくれた。
ちなみに電子申請が「審査終了」のステータスになったアマチュア局の免許人が、関東総合通信局へ免許状を直接受け取りに行く場合、事前の電話連絡などは不要だ。平日(開庁日)の9時~12時、13~17時に陸上第三課の窓口へ行けばすぐに対応してもらえる。その際は「S」で始まる電子申請の問い合わせ番号と、運転免許証など本人確認できる書類を持参する必要がある。なお関東以外の地方総合通信局、沖縄総合通信事務所などでは直接受け取りの方法が異なる可能性があるので、事前にそれぞれの管轄局へ確認してほしい。
<hamlife.jpから募集>「令和元年」に発給された、アマチュア無線技士の無線従事者免許証(従免)をお持ちで、画像をご提供いただける方は joho@hamlife.jp までご連絡ください(紛失等の再交付は除きます)。掲載時には氏名や生年月日など、個人情報に関わる部分は隠した上でご紹介させていただきます。【5月17日追記:募集は終了いたしました。ご提供いただきました皆様にお礼申し上げます】
●関連リンク:電子申請における免許状等の窓口受領につきまして(総務省 関東総合通信局)
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