昭和30(1955)年以後、約64年にわたり運用されてきた航空自衛隊のモールス信号による運用が、2019年3月31日をもって終了した。3月29日、航空自衛隊航空システム通信隊では、中央通信隊市ヶ谷通信所において「指揮管理短波無線通信網(モールス符号を用いた短波無線により基地間を結ぶ通信)」の運用終了に伴う記念式典を実施。多くの来賓、航空システム通信隊所属の通信員らが参加するなか、市ヶ谷通信所から全通信所に対して「長年にわたる運用に深謝する」と最後の電文を送信し、電鍵の返納式などが行われたことを、航空自衛隊航空システム通信隊の公式ホームページで伝えた。
以下、航空自衛隊航空システム通信隊の公式ホームページから。
指揮管理短波無線通信網運用終了記念式典
平成31年3月29日に中央通信隊市ヶ谷通信所において、指揮管理短波無線通信網(モールス符号を用いた短波無線により基地間を結ぶ通信)の運用終了に伴う記念式典が行われ、式典には多くの来賓及び航空システム通信隊所属の通信員が参加しました。昭和30年以後、約64年にわたり運用され、晩年は東日本大震災の緊急回線として活躍した通信網は、平成31年3月31日2400、その長い歴史に幕を降ろしました。
式典当日の写真など、詳しくは下記の関連リンクから確認できる。
●関連リンク:
・指揮管理短波無線通信網運用終了記念式典(航空自衛隊航空システム通信隊)
・モールス通信網、空シス隊が運用終了 64年間の歴史に幕(朝雲新聞社)
・航空自衛隊航空システム通信隊 公式ホームページ
・航空システム通信隊(ウィキペディア)
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