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<ニッポン放送の生番組から書き起こし>垣花正と那須恵理子、「CQ ham radioとアマチュア無線」を語る!!

既報のとおり、2019年6月11日に東京の中波ラジオ局「ニッポン放送」の生ワイド番組「垣花正 あなたとハッピー!」の中の、“世にも不思議な専門誌”のコーナーで、アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」が紹介された。元ニッポン放送のアナウンサー(現在はフリ-)の垣花正とパートナーの那須恵理子が、CQ誌とアマチュア無線をどう紹介したのか、書き起こしで紹介しよう。

 

 

 

 

垣花正と那須恵理子、「CQ ham radioとアマチュア無線」を語る!!

 

(垣花正)
火曜日はマニアックな視点の雑誌を紹介しているんですけどね。情報をお寄せいただいたのは、あけぽんさんです。千葉県君津市にお住まいのあけぽんさん、41歳女性の方から。「私が愛読しているのはアマチュア無線の専門誌です。これがないと仕事になりません」っていうんです。

 

(那須恵理子)
仕事にならない?

 

(垣花正)
ねえ? 今朝ご紹介するのは、アマチュア無線専門誌「CQ ham radio」。

 

(那須恵理子)
ウフフ、CQ…。

 

(垣花正)
6月号がここにあるんですけど、やっぱりなんかこう分厚くてですね。何というか雑誌としての年季みたいなものを感じますよね。これはCQ出版株式会社から毎月19日に発行されていまして、書店などで購入できる1冊970円。詳しいことをCQ出版社の編集長の櫻田洋一さんにお話を伺いました。「歴史が古いんです。1946年9月創刊」。

 

(那須恵理子)
おお!

 

(垣花正)
だからほら、73年ですよ。

 

(那須恵理子)
凄いですね。

 

(垣花正)
凄い長寿。これニッポン放送は65周年ですよね。

 

(那須恵理子)
そうですね。

 

(垣花正)
ニッポン放送よりも長いんです。これは日本アマチュア無線連盟の機関誌として創刊されたということで、発行部数が3万部。どんな方が雑誌を読まれるかというと、もう説明不要ですね。アマチュア無線愛好家の方です。おもな読者層は40歳代から70歳代の男性。で、「数は少ないけれども女性もいます。学生もいます」ということなんですね。

 

(那須恵理子)
はいはい。

 

(垣花正)
改めて、僕もクラスメイトで1人か2人ぐらい…

 

(那須恵理子)
やってました?

 

(垣花正)
やってる子がいましたけれど、まあ今はもうパソコン、スマートフォンがありますんでね。

 

(那須恵理子)
それでどこでもつながりますからね。昔はそうじゃないですから。電話だってね国際電話? 大変だった。(笑)

 

(垣花正)
そうなんです。通信回線がこんなに発達する前というのは、世界の中で電波で相手とやり取りするアマチュア無線というのは、やっぱり海を越えて人と繋がるというロマンがあったんですね。人気があったんです。今でも趣味で楽しんでいる人は全国でちゃんと10万人以上いらっしゃる。

 

(那須恵理子)
ニッポン放送でも多いんじゃないですか?

 

(垣花正)
ニッポン放送は「アマチュア無線クラブ」というのが存在しています。

 

(那須恵理子)
あ、まだそれありましたか!

 

(垣花正)
これ面白いもので、僕がニッポン放送に入って“そうなのか”と思ったんですけれど、やっぱりラジオ局なので、電波関係に…必ずしも技術というセクションに限らず、興味のある人がそこここにいるんですよ。ニッポン放送にもアマチュア無線クラブが存在し、各テレビ・ラジオ局でもたびたび集会を行っていると。

 

(那須恵理子)
ふーん。

 

(垣花正)
そして交信するときには必ず「CQ CQ CQ」と3回言う。

 

(那須恵理子)
決まってるんですね。

 

(垣花正)
これ電波法で、法律で決まっているんです。

 

(那須恵理子)
「CQ CQ CQ」、はい!

 

(垣花正)
そして別れるときには「セブンティースリー(73)、さようなら」が決まりです。

 

(那須恵理子)
へー。

 

(垣花正)
なんでセブンティースリー、73なのか。モールス信号で“さようなら”という意味なんだそうです。

 

(那須恵理子)
あー! カッコいいですね。

 

(垣花正)
カッコいいですよね。でも不思議だと思いません? こんなにもう技術的にはいろんな人と繋がる時代に、なんでまだアマチュア無線を楽しむ人がいるのか。

 

(那須恵理子)
確かに。

 

(垣花正)
これはね。もう一言でいえばノスタルジーなんだと思います。50代以上の方々は少年時代に一生懸命おこづかいを貯めて、無線機やアンテナを作ったりしてね、誰かと繋がることで、ときめいたんですよ。大人になって経済的に余裕ができると、その無線機も高品質のものが買えるようになる。

 

(那須恵理子)
いいものをね、はい。

 

(垣花正)
場合によると、70万円ぐらいする無線機を買う人もいるんです。

 

(那須恵理子)
ウフフ。

 

(垣花正)
いやあ、考えられないですよ、70万円もするものを買うって。これだけいろんな技術が発達している中で。そして相手と交信したら、「QSL」という交信証明書のカードを発行・交換する習慣があるんですね。ですから世界中の人と交信して、この交信証明書。

 

(那須恵理子)
これ、いっぱい集めて持っているんですね。ここの人とも、ここの人とも、ってね。

 

(垣花正)
そうなんです。これをみんながたくさん集めて楽しむ…っていうことらしいですよ。で、編集長の櫻田さんが思う“アマチュア無線の魅力”というのは「自分で無線の設備を構築し、自宅に自分で大きなアンテナを建てて、世界中の無線愛好家と繋がることにロマンがある」と。

 

(那須恵理子)
なんか、自分の基地みたいな。

 

(垣花正)
うん、そう。手軽じゃないからいいんでしょうね。アンテナを建てるなんて秘密基地ですもんね、うん。「アマチュア無線というのは、まさに男の隠れ家です」と。

 

(那須恵理子)
でも女性の方も結構いらっしゃるみたいですね。女性のページもありました。

 

(垣花正)
女性のページもありますしね、あとはみんなで読者からの受信報告、いろんなところでいろんな電波を受信しましたという報告がこんなにビッシリ書いてあるんですよ。

 

(那須恵理子)
あー本当だ! もう何月何日の何時何分からって。細かくですね。

 

(垣花正)
まさに手軽じゃないからこそ、交信に手間暇がかかるからこそ、こうやって報告したくなるという。

 

(那須恵理子)
アラビアの音楽が聞こえるとか。内容はチンプンカンプンだけど。

 

(垣花正)
偶然混線して入ってくるとか。なんか外国のラジオの音声にときめいた、そんな感じが今もしっかり残っているということなんですね。今日ご紹介した専門誌は「CQ ham radio」でした。

 

(垣花正)
それでは、“世界中の人々と話せるアマチュア無線”ということで、「なるほど!ザ・ワールド」のエンディングテーマをお送りしましょう。ユミで「もしもタヌキが世界にいたら」。

 

<書き起こしおわり>

 

 

 

●関連リンク:
・6月11日(火),ニッポン放送【垣花正 あなたとハッピー!】でCQ誌が紹介されます!(CQ ham radio WEB MAGAZINE)
・垣花正 あなたとハッピー!
・radiko.jp 垣花正 あなたとハッピー!(ニッポン放送)2019/06/11/火 10:17-10:35

 

 

 

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