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<極大時刻は15日の午前4時前後>MS(流星散乱)通信体験のチャンス! 12月14日(土)夜から15日(日)は「ふたご座流星群」のピーク

2019年12月15日(日)の明け方に、年間三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」がピークを迎える。13日(金)の夜から流星の出現数が増え、15日の午前4時前後に極大を迎え、活発な状態は15日夜まで続く見込みだ。ふたご座流星群は条件がよい年なら1時間に30個前後、一晩で500個近く観測できるが、今年は満月から3日後(月齢18.5)の月明かりがあるため目視できるものは減る可能性がある。そこでVHF帯での流星散乱による遠距離通信や、FM放送のDX受信に挑戦してはいかがだろうか。

 

 

流星でVHF帯の遠距離通信ができる場合がある。 photo:(C)creative commons

流星でVHF帯の遠距離通信ができる場合がある。 photo:(C)creative commons

 

 

「流星散乱通信」は「流星バースト通信」とも呼ばれ、流星が大気圏に突入して発光した際、周辺の大気が一時的に「電離層」のような高密度の電子層を形成。これがVHF帯の電波を反射(散乱)させて通信ができることを利用したもの。ただし持続時間は数秒程度(長くても十数秒)と非常に短いので、お互いの運用周波数の事前確認や、短い交信が基本となる。

 

 アマチュア無線の場合、流星散乱通信は、おもに50MHz帯で実験が行われている。交信は難しくても、外部アンテナを接続した受信機を用意し、全国各地に設置された50MHz帯ビーコンの周波数や、遠距離に位置するFMラジオ局やFM補完放送局の周波数をモニターしてみると、流星に合わせて信号が一瞬聞こえてくることがある。このチャンスにぜひ試してみてはいかがだろうか。

 

 今回の2019年ふたご座流星群は、ピークが15日午前4時頃と予測されている。今年は満月を3日過ぎた月齢18.5の月明かりがあるため目視での観察はやや厳しそうだ。「流星電波観測国際プロジェクト」のWebサイトでは、「電波観測にとっては月明りは関係ないので、2019年は最高条件で観測できます。特に14日~15日は流星エコー数・ロングエコー数共に増えるでしょう」「このほか12日~13日、13日~14日あたりもエコー数は伸びるでしょう。10日頃からは活発になってきます」と解説している。

 

 ふたご座流星群の観測や、流星の電波観測に役立つサイトを下記関連リンクにまとめておこう。

 

 

●関連リンク:
・流星バースト通信(Wikipedia)
・流星電波観測国際プロジェクト
・特集 2019年ふたご座流星群(AstroArts)
・ふたご座流星群が極大(国立天文台)
・50MHzリアルタイム情報

 

 

 

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