コメット株式会社は2020年2月19日、3.5～430MHz帯のうちの9バンド（3.5/7/14/18/21/28/50/144/430MHz帯）に対応したマルチバンドアンテナの「UHV-9」を発表した。発売開始は3月、希望小売価格（税別）は17,200円をそれぞれ予定し、初回ロットには購入特典もあるという。
コメットの新製品「UHV-9」外観
コメットが発表した「UHV-9」は昨年12月に大阪・日本橋と東京・秋葉原で開催されたアイコム主催の「IC-705プレ視聴会」の会場で参考出品として展示されたものがベースになっているという。小型軽量で3.5～430MHz帯のうちの9バンドをカバーする（10MHz帯、24MHz帯は非対応）ことから、今年3月に発売が予定されているアイコムのポータブル機、IC-705にも好適といえるアンテナだ。
UHV-9を分解したところ。最大長は575mmなので持ち運びにも便利
コメットの資料と販売店筋の情報からUHV-9についてを紹介する。
3.5MHz～430MHz帯 9バンド対応
マルチバンドアンテナ「UHV-9」
＜特徴＞
・話題の3.5MHz帯を含む9バンド（3.5/7/14/18/21/28/50/144/430MHz帯）に対応
・耐入力は120W SSB
・ベランダ設置が可能でアパマン運用に最適
・話題の3.5MHz帯を標準実装
・宅配便で配送できる小型収納袋に収めています
＜定格＞
・周波数帯：3.5/7/14/18/21/28/50/144/430MHz帯
・インピーダンス：50Ω
・耐入力：120W（SSB）
・コネクター：M-P
・全長：最大2.6m
・重量：約900g
・空中線形式：
HF/50MHz帯 1/4λ
144MHz帯 1/2λ
430MHz帯 5/8λ×2段
※使用時接地は必要となります
・希望小売価格：17,200円（税別）
なおUHV-9は2月19日に発売された「CQ ham radio」誌2020年3月号のファースト・インプレッション欄にも掲載されている。また初回ロット限定の購入特典として、同誌ライターである髙田栄一氏（JK1MVF）が監修した「ラジアルアースキット」が付く予定だ。ただし「数に限りがあるので売り切れの際はご了承下さい」とコメットでは案内している。
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