「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られるアンテナメーカー、第一電波工業は2021年11月15日、7MHz帯と1.9MHz帯の2バンドに対応したワイヤーダイポールアンテナ「W719」を発表した。全長は約30m(片側約15m×2)で、7MHz帯は短縮なしの1/2λダイポール、1.9MHz帯は短縮ダイポールとして動作するという。耐入力(PEP)は1.2kW(FT8などのデジタルモードは250W対応)、希望小売価格は26,180円(税込)で11月末の発売開始を予定している。
以下、第一電波工業のプレスリリースから一部抜粋で紹介する。
HF帯7MHz/MF帯1.9MHz 2バンドダイポールアンテナ「W719」
~夢のトップバンドが7MHzプラスサイズで登場!!~
弊社では、待望の7MHzと1.9MHz帯に対応した、2バンドのダイポールアンテナ「W719」を発売いたします。このアンテナは、人気のバンド7MHz帯で短縮なしの1/2λダイポールとし、1.9MHz帯については短縮の上、高効率化しました。今まで1.9MHz帯をあきらめていた方にも7MHz帯のスペースにちょっと余裕があれば、ご使用いただくことが可能になります。1.9MHz帯は季節に関係なく夜間に大変安定したQSOができるため、非常に人気の高いバンドです。
<特徴>
①7MHz帯/1.9MHz帯 2バンド対応
②耐入力 1.2kW(PEP)、FT8などのデジタルモードは250W対応
<定格>
・周波数:1.8~1.92MHz、7~7.2MHz
・VSWR:1.5以下(共振周波数において)
・インピーダンス:50Ω
・空中線形式:ダイポール型
・接栓:M型
・耐入力:1.2kW(PEP)
・全長:約30m
・重量:約2kg
・価格:26,180円(税込)
・発売日:2021年11月末予定
同社はまた、「先日発売を開始したRHM12により、1.9MHz帯の関心度の高さが伺えました。今回のW719は、夢の1.9MHz帯・トップバンドに加え、アマチュア無線の周波数では、絶大な人気を誇る7MHz帯とのデュアルバンド化を、わずか15m×15mの長さで実現いたしました。今まで固定運用では、実現できなかったアンテナです」とアナウンスしている。
●関連リンク:
・新製品情報 W719(第一電波工業)
・W719 取扱説明書 PDF(第一電波工業)
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