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<1200MHz帯の「アマチュア業務」「アマチュア衛星業務」見直し、10.1/10.4GHz帯のIMTと共用ほか>総務省、6月30日まで「2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)」への意見募集

総務省は、2022年11月20日から12月15日までアラブ首長国連邦で開催される「2023年世界無線通信会議(WRC-23)」の議題に対する「2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)」を作成、6月1日から6月30日まで一般からの意見(パブリックコメント)募集を実施している。総務省が作成した同案の中には、「10.0-10.5GHz帯における移動業務への一次分配を含むIMT特定の検討」「同一の周波数で運用されている無線航行衛星業務(宇宙から地球)の保護を確実にするための追加的手段の必要性の決定のための1240-1300MHz帯のアマチュア業務及びアマチュア衛星業務の見直し」といった、アマチュア無線家にとっても重要な項目が含まれている。

 

 

総務省が公表した、2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方に係る意見募集

 

 

 今回、総務省が作成した「我が国の考え方(案)」の中には「3300-3400MHz、3600-3800MHz、6425-7025MHz、7025-7125MHz及び10.0-10.5GHz帯における移動業務への一次分配を含むIMT特定の検討」「同一の周波数で運用されている無線航行衛星業務(宇宙から地球)の保護を確実にするための追加的手段の必要性の決定のための1240-1300MHz帯のアマチュア業務及びアマチュア衛星業務の見直し」など、アマチュア無線に関する内容が含まれていることから、アマチュア無線家の間で危惧する声も上がっている。

 

 なお移動業務への一次分配にある「IMT(International Mobile Telecommunication)」とは、「移動通信システム」のことで、次世代スマートフォンなどの周波数利用を想定している。

 

 

総務省が公表した「2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)」の中から、アマチュア無線に関係する項目を一部抜粋

 

 総務省がまとめた「2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)」のアマチュア無線関連部分について、マイクロ波通信を愛好する金子 明氏(JA1OGZ)は、「WRC-23に向け、アマチュア無線周波数帯に関係する意見募集が掲示されています」というタイトルで懸念点をまとめた書面を作成、「かなり我々にとって手厳しい政策になります。ぜひとも皆様のご意見をお願いします」としている。

 

 金子氏は「10.1GHz、10.475GHz、1.2GHzはアマチュア無線帯として締め出される恐れがあるかと思います。10GHz帯の移動通信用の無線ネットワークとアマチュア無線が同一バンドとして運用不可のためはく奪もあるかと思います。是非とも、団体名、個人名でのご意見を6月30日(木)必着でお願いします」と、意見提出を呼び掛けている。

 

 

JA1OGZ 金子氏が作成した文書より

現行の1.2MHz帯、10.1GHz帯、10.4GHz帯アマチュアバンドプラン

 

 

 

●関連リンク:
・総務省 2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)にかかる意見募集
・総務省 2023年世界無線通信会議(WRC-23)に向けた我が国の考え方(案)(PDF形式)
・WRC-23の議題(総務省 電波利用ホームページ)
・情報通信審議会 情報通信技術分科会 衛星通信システム委員会報告 PDF
・アマチュアバンドプラン(JARL Web/PDF形式)
・WRC-23にむけて(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省 世界無線通信会議とは

 

 

 

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