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<22か月ぶりに対前月比で▲1,000局以上減少>総務省が2023年5月末のアマチュア局数を公表、前月より1,005局少ない36万8,751局

2023年7月6日、総務省は2023年5月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2023年4月末のデータから1か月間で1,005局減少し、368,751局となった。対前月比で▲1,000局以上減少のは、2021年8月末のデータ(▲1.1175局/月)以来で、実に22か月ぶりの減少数となった。一時、コロナ禍の影響でお家時間が増えたなどして減少スピードは鈍化していたが、再び減少数の増加に転じたようだ。

 

 

対前月比でのアマチュア局の減少数推移を見ると、今回公表された2023年5月末のデータは対前月比で▲1,005局。再び減少数が▲1,000局/月以上となってしまった

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く

 

 

 アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から86か月間で67,638局減少した。

 

 

●2023年5月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳

 

・1エリア(関東管内): 109,247局(109,442局)

・2エリア(東海管内): 46,928局(47,128局)

・3エリア(近畿管内): 44,743局(44,986局)

・4アリア(中国管内): 22,300局(22,354局)

・5エリア(四国管内): 17,040局(17,073局)

・6エリア(九州管内): 30,664局(30,728局)

・7エリア(東北管内): 38,261局(38,359局)

・8エリア(北海道管内):33,518局(33,619局)

・9エリア(北陸管内): 8,799局(8,822局)

・0エリア(信越管内): 15,091局(15,080局)

・6エリア(沖縄管内):  2,160局(2,165局)

 

※カッコ内の数字は2023年4月末の局数を表す

 

 

2006年4月末から2023年5月末までのアマチュア局数の推移

 

 

 

 

 パーソナル無線局は、沖縄総合通信事務所管内が2020年7月末のデータから0局、北陸総合通信局管内が2020年12月末のデータから0局、四国総合通信局管内が2021年6月末のデータから0局、近畿総合通信局管内が2021年7月末のデータから0局、中国総合通信局管内と北海道総合通信局が2021年8月末のデータから0局、九州総合通信局管内、東北総合通信局管内、信越総合通信局管内が2021年10月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅。

 

 さらに、2021年11月末の時点では関東総合通信局管内と東海総合通信局管内の各1局が残っていたが、今回のデータでは0局になっている。最後の1局(関東管内)の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったので、12月20日をもって「パーソナル無線」は完全に消滅しまっている。

 

 

 

●関連リンク:無線局統計情報(総務省)

 

 

 

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