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<税込価格は404,800円、XGタイプは591,580円>アイコム、144~5600MHz帯のオールモード機「IC-905」と10GHz帯トランスバーター付属「IC-905XG」を8月から国内発売開始

アイコム株式会社は2023年7月14日、144~5600MHz(10GHz帯オプション)に対応したオールモードトランシーバー「IC-905」、および10GHz帯トランスバーター(CX-10G)が標準付属した「IC-905XG」を2023年8月に日本国内で発売開始すると発表した。いずれも技適(工事設計認証)を取得している。希望小売価格(税込)はIC-905が404,800円、IC-905XGは591,580円。10GHz帯トランスバーターのCX-10Gは186,780円。

 

 

2023年8月から国内販売が始まる、アイコムのIC-905

IC-905の日本語版カタログPDFも公開された

 

 アイコムの発表から抜粋(一部補記)で紹介する。

 


 

144~5600MHz/(10GHz※)オールモードトランシーバー「IC-905」
10GHz帯トランスバーターCX-10G付属の「IC-905XG」を新発売

 

・発売時期:2023年8月
・税込価格:IC-905 404,800円、IC-905XG(CX-10G付属)591,580円

 

 アイコム株式会社は、144~5600MHz(10GHz帯オプション)に対応したオールモードトランシーバー「IC-905」、および10GHz帯トランスバーターCX-10Gが標準付属した「IC-905XG」を2023年8月に新発売します。

 

 IC-905は144~5600MHzをDV/DD/ATVを含むオールモードでカバーする、業界初のトランシーバーです。さらに、CX-10Gを使用(IC-905はオプション/IC-905XGは標準付属)することで、10GHzでも運用可能です。最大出力は144/430/1200MHz帯が10W、2400/5600MHz帯は2W、10GHz帯は0.5Wを実現しています。

 

 最大の特長は、RFユニットをコントローラーと分離し、アンテナ直下におくことを可能にしていること。これにより、高い周波数帯で大きな問題となる同軸ケーブルの損失を大幅に低減しています。しかも、このコントローラーケーブルで電力を供給することが可能。接続が1本のケーブルで済むため、RFユニットの設置の自由度は大幅に高まります。

 

 また、高い周波数帯での運用では、より高度な周波数の精度が求められるため、GPS(GNSS)信号を基準とする方式を採用。経年変化や温度の影響を受けない、極めて安定かつ高精度な周波数管理が可能となりました。さらに、IC-905は操作性や機能も充実しています。世界的ヒットとなったIC-705の操作系を継承した他、リアルタイムスペクトラムスコープは最大スパンを50MHzとし、広大なU/SHF帯に対応。もちろん、ターミナル/アクセスポイントモードといったD-STARの機能群、FT8の簡単設定も実現しています。
 さらにオプションのアンテナも充実。コーリニアアンテナAH-24(2400MHz帯用)/AH-56(5600MHz帯用)/AH-100(10GHz帯用)、パラボラアンテナAH-109PB(10GHz帯用)もご用意しています。

 

オプションの2400MHz帯用コーリニアアンテナ AH-24(税込26,180円)、同5600MHz帯用のAH-56(税込26,180円)、10GHz帯用パラボラアンテナAH-109PB(税込85,800円)。10GHz帯トランスバーターのCX-10GはAH-109PBの背面に取り付け可能

 

 

<おもな特長>

 

・144~5600MHz/(10GHz※)を多彩なモードでカバー。
 ※IC-905にはCX-10G(税込186,780円)が必要。IC-905XGにはCX-10Gが標準付属。

 

・RFユニットをコントローラーと分離し、アンテナ直下におくことで、アンテナまでの同軸ケーブルの損失を低減。

 

・コントローラーからRFユニットへの給電を実現。接続はコントローラーケーブル1本のみ。

 

・GPS(GNSS)信号を基準にすることで、究極の周波数精度を実現。

 

・最大50MHzスパンの広帯域をカバーするリアルタイムスペクトラムスコープ。

 

・FM方式のATVにも対応。アナログカメラを接続すれば本体のみで映像の送受信が可能。

 

・D-STARの機能も充実。

 

・10GHzトランスバーター付属のIC-905XGもラインナップ。

 

<電波法とバンドプランを遵守して、運用しましょう>
 1.2/2.4/5.6/10.1GHz帯のアマチュア無線は、周波数割り当て上、二次業務となっており、「この周波数の使用は、一次業務の無線局に有害な混信を生じさせ、及び一次業務の無線局からの有害な混信に対して保護を要求してはならない」とする旨の付款が付されます。運用の際は、電波法およびバンドプランの遵守をお願いします。詳細については取扱説明書をご覧ください。また、免許申請の際には「総合通信局等へ確認書の提出」が必要となります。

 


 

IC-905の日本語版カタログより

IC-905の日本語版カタログより

IC-905の日本語版カタログより

 

 アイコムは昨年12月に奈良市の同社研究施設で開催したイベント「アイコムフェア in ならやま2号館」の会場内展示コーナーで、IC-905と10GHz帯トランスバーターの価格について「IC-905本体(144~5600MHz帯)の価格は40万円程度、オプションのCX-10G(10GHz帯トランスバーター)は15万円程度を予定しています」と案内していた。

 

 

★アイコム講演「IC-905の魅力」~アイコムフェア in ならやま2号館~(画面をクリック、または「YouTubeで見る」で視聴開始)

 

 

 

●関連リンク:
・ニュースリリース 144~5600MHz/(10GHz※)オールモードトランシーバーIC-905 10GHz帯トランスバーターCX-10G付属のIC-905XGを新発売(アイコム)
・IC-905製品情報(アイコム)
・IC-905 PDF版カタログダウンロード(アイコム)
・二次業務の周波数の使用について ※「二次業務の周波数の使用に当たっての確認書」フォーマット有 (総務省電波利用ホームページ)

 

 

 

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